For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

4th Of July,,,

2008年07月05日 | ロスアンジェルスから
今日はアメリカは建国記念日、、、花火大会で盛り上げる模様。
建国が約230年前とまだ歴史が少なく 多民族国家、、つまりオリンピックみたいな国なので それなりの良いところとそれなりのデメリットもあったりと、、エネルギーだけは凄いものがある 不思議な国といえばそうですね、、。

こちらの人が会社などで上司を 苗字ではなく名前のほうで呼ぶのも実は理由が隠されていたりするわけです。
ジョン、とか ポール、とか(ビートルズみたいですか?)で呼んで 苗字のバターフィールド、とか ゴールドバーグとかでは呼ばない、、

ご想像のとおり苗字で呼ぶとその人の知られたくない人種的バックグラウンドがある程度わかってしまうというのも、大いに関係しているからです。

だから実はアメリカ人は気さくだからファーストネームで呼び合う、とこれまで思われていたのは100%正確だったわけではないんですね、、裏に隠される民族隠し、、、だから上司の部長に対して 、ハイ ジョージ、、日本式だと、、<やあ、ケンジ、、>と部長に呼べるか? 呼べませんね、、。

上の何とかフィールド、あるいはなんとかバーグは典型的なジュウイッシュの名前、、勿論イタリア系もはっきりわかっちゃう、、パッパラーデイ、、とかデニーロとか、、 メキシカンしかし、、勿論ジャパニーズしかりですね、、

日系の人の名前には面白いのがたくさんあります、、 2世まではなんとか日本語がわかる人もいるけど(これは両親の経済状態とか、住んでいた地域とか、教育でずいぶん差が出る部分ですが、、、)

まあ、とにかく3世くらいになると日本人の苗字自体が良くわかっていないので
スズキダさんとかいます、、これはあなたの名前は何?と昔聞かれて、、

私の名前はスズキだよ、、すずきだ、、 転じてSuzukidaになっちゃったんですね、、。

黒人の苗字は圧倒的にアングロ(イギリス人の事)の名前が多いです。 理由は奴隷時代のドレイマスターがアングロだったから その人たちの呼びやすいような名前になった、、ついでに苗字も奴隷解放されてマスターの苗字をいただいた、、という仕組みなんですね。 

代表的なアングロの名前は、、ジョン ブラウン、 リチャード ウイリアムス、
とかね、、  ドレイでは勿論無いけど、香港の人たちも以前は幼稚園に入ると同時にアングロの名前を付けられるわけです、、 ウイルソン リー とか ダニーサマーとかですね、、下の苗字は中華式、、、上がアングロ、、、 ユージン パオ、、とかなるわけですね、、トミーチュンとか、、

ちょっと 長くなったけど、、そんなかんなのアメリカ建国の夜でした、、。

実はアメリカという国は5年間にわかって2つの国が歴史上存在した、、という我々日本人にはあまり知られていない事実もあるのですが、、これはまた次の機会に、、アメリカ連邦国 VSアメリカ合衆国、、です。

Happy Holiday,,

コメント (5)
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