2001年9月11日 朝起きたらニュースで俗に言う 911、
アメリカ同時多発テロ事件が起こっていた。 ハイジャックされたジェット機がビルに突っ込んだ例のあの事件、これまで見たことのない光景だった。 うわっ!という感じだったか。
アメリカの社会、アメリカ人の受けた衝撃はすざましかった。
そして、申し合わせたようにどこで誰が用意したのか朝からTVではこのトレードセンターの様子とともに真珠湾攻撃のフィルムが繰り返し繰り返しこれでもかと流れました。 僕の第一印象は、何これ? パールハーバー? なんで?
日本人が関係あるみたいな印象が全米中に、何だよこれ?
当時僕は自分のグループでValleyのマクレッズという店でJam Nightのホストをやっていました。 週一でたくさんのプレイヤーが参加してとても盛り上がっていました。 ちょうどその日の夜はそのGigがある日でした。
ややもしていると家の電話が鳴り響きます、次から次へと、出てみると仲の良い地元のプレイヤーたちが何故か心配して電話してくれてきたのです。
僕の正直な気持ちはなんで僕が心配されないといけないのか?はてなマークが100個以上飛びまくります、、
” Hey Kaz, Are You Okay? " Hang In There man!"
だいたいこんな内容です。
要するにこのテロ事件の怒りが日本人に向かっているから気を付けろ、だいじょうぶか?と心配してくれているということです。
その時思いました、、また真珠湾かよ、最初のときが1975年 この時は2001年 Something Never Change,, これは未来永劫 背びれ尾ひれ足ヒレつけて語り継がれるものなんですね。
仕方無いので自衛のため、この夜のギグ用にコンビニで星条旗を買って持っていき バスドラにくっつけて Americaサイドを主張しました。 友人たちいわく うん、良いアイデアだ。 <何が良いアイデアだ、ふざけんじゃないよ>と思いましたが。
直後にコンビニ店主だったか、リカーストアのオーナーだったかのインド人が殺されました、ターバンかぶっていただけで、、。タリバンのテロリストということですね。
極めつけはその当時Jamにも良く参加していた日本人ギタリストの 中村オサムくんというプレイヤーがいました。 その彼が自分の名前をアメリカ人に言う時 My Name is Osamu といいます(まあ、普通ですね) すると
<何? オサマだって?> と一触即発状態、、下手すると危ないですね、大げさでもなんでもなく ターバンかぶったインド人殺されますから、 で、彼が致し方なく考えたのが オサム- オサミ- サミー となっていったわけです。 怪我の功名で今では Sammy NakamuraのステージネームでTokyoのギターシーンで活躍中です。
おまけは 貿易でアメリカがフランスと仲が悪くなった時期にフレンチフライ不買運動も起こったほどです。 日本でいうフライドポテトのことです。 フレンチフライって名前だけでしょう? あんた馬鹿なの? って話です。
真珠湾を2022年に例にだしてアメリカに悪者退治をせまった レゼンスキー、
君の無神経極まりない発言は多くの心ある日本人すら敵に回しちゃったかもしれない。 でも、もともと調べるとはてなマークだらけの今回のストーリーだし、推して知るべしとも言えるかもしれない。
Nobody's Perfect Forgive And Forget
ということでお騒がせしたかもしれないけどこの件、
僕の中ではピリオド打ちます。
一日も早く戦争が終わりますように
この世界が平和でありますように
音楽が心を癒やせますように
世界中の人々と言葉を話せない動物たちが幸せでありますように
偉大なる神様の大いなる愛が我々とともにありますように。
John 3-16 Amen 十