アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

野生のコーヒー

2011-01-09 15:39:41 | のみもの
  面白いコーヒーを見つけました。「リム エチオピアの森で育った野性のコーヒー」、アンドロメダエチオピアコーヒーの商品です。

  エチオピアはコーヒー発祥の地といわれているそうです。そのエチオピアの森の中で育った野生のコーヒーがこれ。

  
  野生なら青臭いかも知れないと思いましたが、そんなことはまったくなくて、とてもすっきりした味です。くせがないのに、いままで飲んだことのないような独特のこくがあります。おいしい!

  袋には、「エチオピアでは煎じだすことをカフアといい、人の手を加えていない森での収穫をフォレスト、刈り入れなど一部手を加えている森での収穫をセミフォレストとしてどちらも森林または野生のコーヒーと呼びます」と書かれています。

 豆ではなく粉でしか販売していないのが残念です。なお、このコーヒーの販売会社は、飢餓に苦しむエチオピアの人々を支援する活動の一環として立ち上げたそうです。
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辛子レンコン

2011-01-09 14:52:47 | 手作りのたべもの
  昨年末のクリスマスのころ、友人から、紙に包んでリボンで結んだ立派なレンコンをプレゼントされました。

  レンコンは暖かいところのものだと知ったのはこちらに来てから。近隣の道の駅の直売所などではまったくお目にかかりません。スーパーで一度買ったら、筋張っていて、おいしくなくてこりごりしました。それで、たまに生協の宅配で注文したときしか口に入らなくなりました。

  いただいたレンコンは無農薬有機栽培だそうで、上質。しばらくさすったり眺めたりしていました。せっかくの品物なので、ただの酢レンコンや煮物ではもったいない。そこで、久しぶりに辛子レンコンを作ることにしました。
  
  
  以前作った辛子レンコンは、みそにからしをあわせたものをつめました。でも、どうも味噌くさくて、それなりにおいしかったのですが、辛子レンコンらしくないものになりました。

  そこで、今回はおからを主にした具材をつめることにしました。

  皮をむいたレンコンを、酢を少したらした熱湯でゆでます。ゆでたらザルに上げ、しばらくおきます。

  中に詰める具は、おから、みりん、みそ、練り辛子。まずおからをから炒りします。途中みりんを少量加え、さらに弱火で炒りつけます。隠し味に味噌も加え、少し水気が残る程度で火を止めます。あら熱が取れたら、溶き辛子を加えます。3節のレンコンに対し、練りがらしを40グラムほど使いました。

  ボウルの中に具で山を作り、レンコンを持ってトントンと上下させると、面白いように簡単に穴の中に具が詰まります。

  衣は、薄力粉と卵水を溶いたもの。参考にしたレシピには、色付けに黄な粉を使うように書いてありましたが、黒豆黄な粉しかなくて黄色くなかったので、ターメリックを代わりに使いました。串がすっと通るまで油で揚げて出来上がり。

  意外に簡単にできました。油の量を控えたので、ちょっと焦げたけれど、食感はまずまず。でも、なぜかあまり辛くない! 

  具だけを味見したときは確かにかなり辛かったのです。以前も、分量どおり味噌に混ぜ込んだのに、ちっとも辛くならなかったことがあります。今度は大丈夫と思ったのに。

  本場熊本の辛子レンコンは、飛び上がるほど辛かった記憶があります。「レンコンに辛子味噌を詰めてから数時間おいたあとに揚げる」と、あるサイトに書いてあったのでそのとおりにしたのですが、それが間違いだったのかも知れません。

  レンコンの旬は冬。冬のうちに素性のいいレンコンを手に入れて、今度こそ辛い辛子レンコン作り成功させたいものです。
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