アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

新作マフィンが幼稚園のおやつになりました。

2013-05-23 11:59:08 | アンティマキの焼き菓子とパン
    先週、みよし市の三好丘聖マーガレット幼稚園に、誕生会のおやつとしてアンティマキの新作マフィンを221個、納品しました。

    アンティマキのマフィンは、以前単発でブルーベリーマフィンを発売して以来2度目の登場です。今回のマフィンは、筒井重之さんの玄米粉を国産中力粉に加え、甘みはてんさい糖でつけています。

    こちらの幼稚園では、せめて月一度の誕生会には、アレルギーの園児もそうでない園児も同じおやつを食べさせたいという思いから、ノンアレルゲンのお菓子を出しています。

    アンティマキは、昨年2回、注文をいただき、初秋にブルーベリースコーン、早春の頃にリンゴスコーンをお持ちしました(コチラ→)。そのほか、卵・バター・砂糖なしのアップルパイを、普通のパイやケーキが食べられない園児の数だけ、お持ちしたこともあります。今年は1学期にも一度納品をしてほしいとの依頼があったので、自家製甘夏ピール入りのマフィンを考案しました。

    原材料は次のとおりです。

    国産中力粉・稲武産玄米粉・国産全粒粉・有機豆乳・北海道産てんさい糖・国産米油・甘夏ピール(無農薬甘夏・沖縄産    粗糖・ビートグラニュー糖)・有機レーズン・ノンアルミベイキングパウダー

    ピールの甘酸っぱさと素朴な粉類の味が混ざり合って、食べているうちにだんだん味わいが深くなるマフィンです。

    大豆アレルギーの園児のためには、前回、前々回同様、豆乳のかわりに玄米クリームを2倍でのミネラルウォーターで薄めた液を使いました。

    ところで、今年3月に出店したあるイベントの際、この幼稚園の園児とそのご家族がアンティマキのブースを訪ねてくださいました。

    この園児は、卵と乳製品がたべられないため、アンティマキのスコーンだけでなくアップルパイも食べた男の子。「おいしかった?」と聞くと、元気な声で、「おいしかった!」と答えてくれました。うれしかったあ!

    今年も、できるだけ体に負担の少ないお菓子やパンづくりに励みたいと思います。
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シーチキンつくりました

2013-05-23 11:22:26 | 手作りのたべもの
    やすい備長マグロをスーパーで見つけたので、前から試したかったシーチキン(ツナ缶)を作りました。水煮ではなくて、油漬け。油はオリーブオイルです。以下の方法でやってみました。

    マグロの切り身に塩をまぶしつけます。裏も表も適量で。私は夜中に始めたので、ほぼ丸一日塩にしたまま冷蔵庫に。時間はもっと短いほうがいいと思います。

     切り身を洗って、クッキングペーパーで水けをのぞきます。ついで、鍋に少量オリーブオイルを入れた中に、そっとおきます。上からたらたらとオイルを。身が隠れるほどいれます。そこに、ニンニク、粒胡椒、月桂樹、ローズマリーなど載せて蓋をし、ごく弱火で煮ます。

     しばらくして、鍋の中からぱちぱちとはぜるような音がしてきます。油を熱しているので、その音が。参考にしたつくり方では「あくをとりながら」とありましたが、わたしはとらずに1時間、ようすをみながら煮つづけました。

     火からおろしてもまだまだぱちぱちいっているので、その夜はオイルが身にちゃんと漬かるよう、鍋を斜めにして放置しました。翌朝、試食。少し塩が多かったのと、長く置いたせいで身がしまりすぎて固くなっています。力を入れて箸で身をほぐし、つまんでみました。

     うまい! 香りもいいし、味もいい。塩気が多いのですが、あわせるもので調節すれば困らない程度です。今回は、すぐに食べてしまいそうだったので、普通の容器に入れて冷蔵庫へ。

     大量の油は、炒め物やパスタに使えるそうです。わたしは、ダイコンサラダに、このツナとオイルを入れてみました。ツナと大根は相性がよかったけれど、油は少し臭みがありました。あくをとらなかったせいでしょう。加熱するなら大丈夫だと思います。マグロのだしが利いておいしい油になっています。

     これでもう、無添加の高いツナ缶を買わなくてすみそうです。今度は、保存用としてたくさん作ってみたいとおもいます。

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