アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

醤油を仕込みました。

2014-04-29 18:33:55 | 手作りのたべもの
     昨年は、旭地区に住む知人宅で、ごくたまに醤油の状態をみせてもらって、最終的には醤油しぼりに参加し、数本の醤油を分けてもらいました(コチラ→)。

    知人宅ですべて管理してもらうのはもうしわけないし、かといって、自分達だけで管理することも難しそうだし、と、今年は醤油作りをあきらめようかと思っていたのですが、昨年一緒に参加した稲武の友人の発案で、知人宅の樽の半分の大きさの樽で、醤油樽を管理することになりました。約40リットル。一升瓶にして15本くらいができる容量です。

    参加するのはわたしを含めて4人。管理場所は、私宅です。

    4月8日、長野県の安曇野から、醤油麹がとどきました。冷凍で届けられた麹をすぐシートの上に広げ、塩きりします。作業は味噌作りと同じだろうとおもって(実は、4人とも醤油づくりの最初の工程であるこの塩きりをしたことはないのです)、ひたすら醤油麹と塩を素手で混ぜました。


     塩きりした醤油のもと(もろみ?)を、桶に。少しずつ入れては、水を注ぎます。水は参加した友人がいつもつかっている自宅の井戸水です。

     40リットルの桶、いっぱいになりました。

     仕込み3日後に天地返し。もうひとつの桶に移し変えます。その後、5日から7日おきに同じ仕事を繰り返します。

     上の写真は、ほぼ2週間後のようす。天地返しする前です。下の写真が、天地返しのあと。初め緑っぽかったのが、茶色になりました。

     そろそろ3週間経つので、次の天地返しのときなのですが、だいぶ塩が溶けている様なので、ひとつきほど放置する時期に入ったかもしれません。あしたあたりようすを見て、次の作業の段取りを考えます。

      このあと、梅雨が終わる頃、納屋から日当たりのいい場所に桶を移します。それまでに、透明のビニールで囲った桶の保管場所を作る必要があります。全体的に日当たりのあまりよくない私宅で、保管場所を確定するのはけっこうむずかしい。今年は場所を決めてしまわず、移動できる保管箱みたいなものにしたほうがいいかもしれません。
コメント
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