先週の土曜日、今年初めての、どんぐり工房での草木染め講習をおこないました。
常連の友人が持ってきてくれた染め材料は、キハダ。東栄町在住の彼女は、近隣の家の庭先に捨ててあった木の皮を見て、もしかしたらキハダではなかろうかと思って尋ねたところ、まさにその木そのものと聞き、もらいうけてきたものです。
薬草として古くから使われてきたこのキハダは、防虫効果があるので、古文書や大事な陶器を包むのにもつかわれてきました。でも私ははじめての染め。あせやすいとは聞いていましたが、一度は染めてみたかった材料です。
煮出すとじきに真っ黄色に。色の出方が早い。
ところが、布を投入しておどろいたことに、濃染処理した布はなかなか染まらず、無濃染の布はきれいに黄色に染まったのです! 友人が家で染めたときも同じだったそうで、これにはびっくり。上の写真の右は無濃染、左は濃染済みのハンカチです。
濃染した布でも、絹の靴下は鮮やかな黄色に。濃染剤はたんぱく剤だと聞いていましたが、たんぱくの塊のはずの絹は染まって、処理済みの木綿は染まらないとは、どういうことかわかりません。たんぱく質の成分が違うのかしら。
もう一種類は、昨年冬に剪定した枇杷の葉。アルカリ水にして煮出すと、こんなあざやかなワイン色になりました。
この日の成果はこのとおり。参加者の方々が持ってきた布やシャツも、いい色に染まりました。ただし、アルカリ水で煮出した染めの場合は、空気に触れたところがシミになって残ることがあり、それがちょっと残念。何度も経験していながら、注意することを忘れてしまいました。再来月はたぶんマルバアカソ染め。同じくアルカリ水で煮出します。同じ失敗のないよう、気をつけます。
常連の友人が持ってきてくれた染め材料は、キハダ。東栄町在住の彼女は、近隣の家の庭先に捨ててあった木の皮を見て、もしかしたらキハダではなかろうかと思って尋ねたところ、まさにその木そのものと聞き、もらいうけてきたものです。
薬草として古くから使われてきたこのキハダは、防虫効果があるので、古文書や大事な陶器を包むのにもつかわれてきました。でも私ははじめての染め。あせやすいとは聞いていましたが、一度は染めてみたかった材料です。
煮出すとじきに真っ黄色に。色の出方が早い。
ところが、布を投入しておどろいたことに、濃染処理した布はなかなか染まらず、無濃染の布はきれいに黄色に染まったのです! 友人が家で染めたときも同じだったそうで、これにはびっくり。上の写真の右は無濃染、左は濃染済みのハンカチです。
濃染した布でも、絹の靴下は鮮やかな黄色に。濃染剤はたんぱく剤だと聞いていましたが、たんぱくの塊のはずの絹は染まって、処理済みの木綿は染まらないとは、どういうことかわかりません。たんぱく質の成分が違うのかしら。
もう一種類は、昨年冬に剪定した枇杷の葉。アルカリ水にして煮出すと、こんなあざやかなワイン色になりました。
この日の成果はこのとおり。参加者の方々が持ってきた布やシャツも、いい色に染まりました。ただし、アルカリ水で煮出した染めの場合は、空気に触れたところがシミになって残ることがあり、それがちょっと残念。何度も経験していながら、注意することを忘れてしまいました。再来月はたぶんマルバアカソ染め。同じくアルカリ水で煮出します。同じ失敗のないよう、気をつけます。