トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

鍵のかかった部屋

2012-03-24 09:30:29 | 本 2012年
弁護士の青砥淳子と
自称防犯コンサルタント榎本が
密室殺人事件を解決する話

「佇む男」
密室で殺された葬儀会社の社長
ああでもない
こうでもないと密室の謎に迫っていくが
トリックがよく理解できない・・・
最初と最後だけ読めば充分という感じ

「鍵のかかった部屋」
姉が子供二人を連れて再婚
弟である愛一郎は「サムターンの魔術師」の異名を持つ
プロの侵入盗
侵入した家で誤って人を殺してしまい
服役中に姉は事故死
出所して義兄と甥姪の住む家に5年ぶりにやってきた
その日に甥が部屋を密室にして練炭自殺
これもトリックが難解
というか読んで頭の中で理解する気にならない
嵐の大野君が主人公でテレビ化されるらしいが
面倒なトリックをどうやって表現するのか?

「歪んだ箱」
高校教師の杉崎
結婚を間近にして新居を建てたが
それが欠陥住宅だった
建築主の叔母の夫である竹本
いくら話し合っても
納得のいく方向にはいかず
とうとう杉崎は竹本を・・・
密室殺人の謎を解く榎本

「密室劇場」
つぶれかかっている劇団の楽屋でおきた殺人事件
出てくる役者の芸名が懲りすぎて
読んでいて疲れる
どこが密室なのか読む気にもならない
人が死んでいるというのに
その緊張感もなく
謎解きをするところに違和感・・・

そういえばこの作者の書いた狐火の家も
途中で読むのをやめたんだった
なんとか賞を受賞している作品はおもしろいのだろうか??






コメント
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