「水を縫う」素敵なタイトル
それが何を意味しているのか
ラストのお楽しみ
登場する姉弟の名前
姉が水青と書いてみお
弟が清澄と書いてきよすみ
清澄 高校一年生
水青は塾の事務の仕事
かわいいのが嫌いで
通勤に着る服もグレーと紺のスーツしか着ない
それにも理由があった
小さい頃のトラウマ
両親は清澄が小さい頃に離婚
母親は自分の母である祖母に手伝ってもらい
市役所で働きながら
シングルマザーとして頑張ってきた
別れた夫は洋服のデザイン関係の仕事をしている
その父親の影響か
はたまた手仕事が得意な祖母の影響か
清澄は手芸が大好き
姉の水青が結婚することになり
かわいいウェディングドレスは着たくないと
言い出した時
清澄が希望のドレスを作ってあげると言い出す
清澄の友人である女子高校生が言った言葉
お金に結びつかなくても「好きなこと」
持っておきたいなと
この子は
石を拾って磨くことが大好き
ユニークな趣味
変わってるなんて言ってはいけない
清澄も男なのに手芸?
なんて言ってはいけない
人それぞれなのだから
そして74歳にして
水泳を始めた祖母が言った言葉
「今から始めたら八十歳には水泳歴六年になるやん
なにもせんかったら、ゼロ年のままやけど」
これも印象に残る
清澄たちの養育費を
父親の代わりに定期的に持ってきてくれる男性も登場
縫製の会社を経営していて
父親の上司
ずっと独身で
父親と子供たちのパイプ役
寺地さんの作品は三冊目
どれも
大きな事件が起こるわけではないけど
こういう人たちもいるのかも
こんな人生もあるのかもと
思わせてくれる
子供たちのやることに口やかましく
すぐに否定する母親
嫌な親だなあと思いつつ
自分はどうだったのか
この母親に近かったような・・・
それが何を意味しているのか
ラストのお楽しみ
登場する姉弟の名前
姉が水青と書いてみお
弟が清澄と書いてきよすみ
清澄 高校一年生
水青は塾の事務の仕事
かわいいのが嫌いで
通勤に着る服もグレーと紺のスーツしか着ない
それにも理由があった
小さい頃のトラウマ
両親は清澄が小さい頃に離婚
母親は自分の母である祖母に手伝ってもらい
市役所で働きながら
シングルマザーとして頑張ってきた
別れた夫は洋服のデザイン関係の仕事をしている
その父親の影響か
はたまた手仕事が得意な祖母の影響か
清澄は手芸が大好き
姉の水青が結婚することになり
かわいいウェディングドレスは着たくないと
言い出した時
清澄が希望のドレスを作ってあげると言い出す
清澄の友人である女子高校生が言った言葉
お金に結びつかなくても「好きなこと」
持っておきたいなと
この子は
石を拾って磨くことが大好き
ユニークな趣味
変わってるなんて言ってはいけない
清澄も男なのに手芸?
なんて言ってはいけない
人それぞれなのだから
そして74歳にして
水泳を始めた祖母が言った言葉
「今から始めたら八十歳には水泳歴六年になるやん
なにもせんかったら、ゼロ年のままやけど」
これも印象に残る
清澄たちの養育費を
父親の代わりに定期的に持ってきてくれる男性も登場
縫製の会社を経営していて
父親の上司
ずっと独身で
父親と子供たちのパイプ役
寺地さんの作品は三冊目
どれも
大きな事件が起こるわけではないけど
こういう人たちもいるのかも
こんな人生もあるのかもと
思わせてくれる
子供たちのやることに口やかましく
すぐに否定する母親
嫌な親だなあと思いつつ
自分はどうだったのか
この母親に近かったような・・・