8話収録
宮部みゆきさんには珍しくすべてSF
結論が出ていないのがもどかしい
母の法律
マザー法という法律の下
養子縁組で家族になる
マザー法
全面的に尊重・優遇されていた父母の子供に対する親権を
国家が集中管理できるように制定した
親権の停止・剥奪・付与の全てが
国家機関であるマザー委員会の決定に任され
申し立ては親子どちらの側からも自由にできる
子を持つ親はいつ何時どんな理由で
養育者として不適格と認定され
子供と引き離されるかわからない
そんな法律の下親子になった家族の養母が病で亡くなった
片親になった場合は養子縁組は解除されるという決まり
その時まだ自立していない子は
グランドホームという施設に移らなければならない
かつての養父との関係とかが出てくるかと思いきや
養父は養子を引き取ったために疎遠になっていた
マザー法反対の養父の両親と同居してしまった
そして物語は主人公二葉の実母が
死刑囚であることがわかる
でも本当は姉の一美の母だったのか
真実はわからずじまい
戦闘員
これはちょっと怖い
防犯カメラが人々を死に追いやる
その人をどういう風に選別しているのかわからないが
狙われた人は病んで死んでしまう
そうするとその人を狙っていた防犯カメラは
消えてしまう
その事に気づいた老人と若者が立ち向かう
と言ってもネットで情報集めるところまで
わたしとワタシ
40代文具会社に勤める独身
一人暮らしの女性
そこに女子高校生時代の自分が
タイムスリップしてくる
今の自分がわたしで過去の自分をワタシと表記し区別
あなたみたいなおばさんにはならないと言って
ワタシは去っていく
どうやら自動販売機がタイムマシンの役目らしい
自分が数十年先の未来に行ってしまうのか
自販機には近寄らないようにしようという所で終わる
さよならの儀式
この本の題名にもなっている
ロボット社会
ロボットに強い愛情を持ってしまった若い女性
音声認識機能や発声能力も失ったのに
新しいロボットに交換もせず手話を使って会話していたと
ロボット整備士(たぶんそんな職業)の男性が語る形式
大規模な自然災害とテロと内戦で
保護者を失う子供が大勢いる世界
整備士の男性も救護施設を転々として育った
ロボットを組み立てながら
自分がロボットよりも必要とされず愛されていない
人間だと思い知る
ひとつロボットを組み立てるたび
俺は人間から離れていく
どうしてもロボットにはなれない
大声で泣き叫びたくなる
それは実に人間らしく
ロボットはけっしてやらないこと
星に願いを
隕石が地球に落下する寸前で
大気圏を通過するあいだに摩擦熱で溶け
空中分解
地表に衝突することは避けられた
大きい影響はなかったように見られたが
秋乃と春美の姉妹の妹の方 春美に宇宙人が乗り移る
また無差別殺傷事件の犯人の男性にも乗り移り
その男性は支配されたことを理解できず
事件を起こした後自殺
その男性に乗り移っていた宇宙人は秋乃に移る
それは夢か現実か
聖痕
千川調査事務所にやってきた男性
寺嶋
調査員が女性で驚く
寺嶋の離婚した妻と内縁の夫が
息子に殺された
その息子は寺嶋の子
その後担任の女性を人質に教室に立てこもった
当時14歳の少年A
その少年A寺嶋の息子で名は和己といい
母親と内縁の夫から
万引きや窃盗を強いられていた
当たり屋として自動車事故に遭い
治療費等をせしめたりすることもあったと
少年を好む客相手に児童ポルノも
そしてついにその大人二人は和己の死亡保険金を
取ろうとまで考える
当時担任だった女性教師に相談するも
途方もない話で
彼の精神状態を疑った
担任に不満を感じた和己
ここまでは小説にはよくあることだが
ここに救世主(メシア)が登場
ここからちょっと少しづつ理解が出来なくなってくる
ネットの中に「黒き救世主と黒き子羊」なるサイト
そこでは少年Aは死んだことになっていた
そしてそこに教祖なる「鉄槌のユダ」が現れ
預言者だと、子羊たちを救世主の元へ導くものであると
いろいろな家庭内殺人
そしてその鉄槌のユダは千川事務所の調査員の女性だった
最後まで名前が出てこなかったと思う
見逃したか?千川なに?
海神の裔(すえ)
超短編だが訛りが読みにくくて読むのをやめた
保安官の明日
最初から意味が分からず
ザ・タウン 周回(ラウンド)とはどういう意味?
実はこのタウンは大金持ちの息子のためにできた
生まれ変わりの場所だった
その息子はものすごいワルで
犯罪を犯し、死ぬと
また生まれ変わってやり直す
そしてまた犯罪を犯しを繰り返している
一人ではタウンが維持できないので
ほかに生まれ変わりたい人を集めている
その管理をしているのが
生まれ変わりではない生身の人間の保安官
宮部みゆきさんには珍しくすべてSF
結論が出ていないのがもどかしい
母の法律
マザー法という法律の下
養子縁組で家族になる
マザー法
全面的に尊重・優遇されていた父母の子供に対する親権を
国家が集中管理できるように制定した
親権の停止・剥奪・付与の全てが
国家機関であるマザー委員会の決定に任され
申し立ては親子どちらの側からも自由にできる
子を持つ親はいつ何時どんな理由で
養育者として不適格と認定され
子供と引き離されるかわからない
そんな法律の下親子になった家族の養母が病で亡くなった
片親になった場合は養子縁組は解除されるという決まり
その時まだ自立していない子は
グランドホームという施設に移らなければならない
かつての養父との関係とかが出てくるかと思いきや
養父は養子を引き取ったために疎遠になっていた
マザー法反対の養父の両親と同居してしまった
そして物語は主人公二葉の実母が
死刑囚であることがわかる
でも本当は姉の一美の母だったのか
真実はわからずじまい
戦闘員
これはちょっと怖い
防犯カメラが人々を死に追いやる
その人をどういう風に選別しているのかわからないが
狙われた人は病んで死んでしまう
そうするとその人を狙っていた防犯カメラは
消えてしまう
その事に気づいた老人と若者が立ち向かう
と言ってもネットで情報集めるところまで
わたしとワタシ
40代文具会社に勤める独身
一人暮らしの女性
そこに女子高校生時代の自分が
タイムスリップしてくる
今の自分がわたしで過去の自分をワタシと表記し区別
あなたみたいなおばさんにはならないと言って
ワタシは去っていく
どうやら自動販売機がタイムマシンの役目らしい
自分が数十年先の未来に行ってしまうのか
自販機には近寄らないようにしようという所で終わる
さよならの儀式
この本の題名にもなっている
ロボット社会
ロボットに強い愛情を持ってしまった若い女性
音声認識機能や発声能力も失ったのに
新しいロボットに交換もせず手話を使って会話していたと
ロボット整備士(たぶんそんな職業)の男性が語る形式
大規模な自然災害とテロと内戦で
保護者を失う子供が大勢いる世界
整備士の男性も救護施設を転々として育った
ロボットを組み立てながら
自分がロボットよりも必要とされず愛されていない
人間だと思い知る
ひとつロボットを組み立てるたび
俺は人間から離れていく
どうしてもロボットにはなれない
大声で泣き叫びたくなる
それは実に人間らしく
ロボットはけっしてやらないこと
星に願いを
隕石が地球に落下する寸前で
大気圏を通過するあいだに摩擦熱で溶け
空中分解
地表に衝突することは避けられた
大きい影響はなかったように見られたが
秋乃と春美の姉妹の妹の方 春美に宇宙人が乗り移る
また無差別殺傷事件の犯人の男性にも乗り移り
その男性は支配されたことを理解できず
事件を起こした後自殺
その男性に乗り移っていた宇宙人は秋乃に移る
それは夢か現実か
聖痕
千川調査事務所にやってきた男性
寺嶋
調査員が女性で驚く
寺嶋の離婚した妻と内縁の夫が
息子に殺された
その息子は寺嶋の子
その後担任の女性を人質に教室に立てこもった
当時14歳の少年A
その少年A寺嶋の息子で名は和己といい
母親と内縁の夫から
万引きや窃盗を強いられていた
当たり屋として自動車事故に遭い
治療費等をせしめたりすることもあったと
少年を好む客相手に児童ポルノも
そしてついにその大人二人は和己の死亡保険金を
取ろうとまで考える
当時担任だった女性教師に相談するも
途方もない話で
彼の精神状態を疑った
担任に不満を感じた和己
ここまでは小説にはよくあることだが
ここに救世主(メシア)が登場
ここからちょっと少しづつ理解が出来なくなってくる
ネットの中に「黒き救世主と黒き子羊」なるサイト
そこでは少年Aは死んだことになっていた
そしてそこに教祖なる「鉄槌のユダ」が現れ
預言者だと、子羊たちを救世主の元へ導くものであると
いろいろな家庭内殺人
そしてその鉄槌のユダは千川事務所の調査員の女性だった
最後まで名前が出てこなかったと思う
見逃したか?千川なに?
海神の裔(すえ)
超短編だが訛りが読みにくくて読むのをやめた
保安官の明日
最初から意味が分からず
ザ・タウン 周回(ラウンド)とはどういう意味?
実はこのタウンは大金持ちの息子のためにできた
生まれ変わりの場所だった
その息子はものすごいワルで
犯罪を犯し、死ぬと
また生まれ変わってやり直す
そしてまた犯罪を犯しを繰り返している
一人ではタウンが維持できないので
ほかに生まれ変わりたい人を集めている
その管理をしているのが
生まれ変わりではない生身の人間の保安官
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