サーティーン・ブルース

１３歳のときには　とっくに　マセていて
自分の容姿に　ようやく　気がついて
異性に　モテたいなんて　考えて
髪型やら　ファッションやら　キメだした

クラスメートが　貸してくれた　CD
初めて聴いた　洋楽と　親の　PCで見る　You Tube
リズムなんか　覚えだして　歩いた
モテたいなんて　いつの間にか　思わなくなった

イケてないなんて　許せない
やれるだけ　カッコつけたかった

学校中の　しがらみの中　廊下を　歩いて行く
不良に　目をつけられたけど　しまいには　友だちになった
ホントに　悪いヤツなんて　めったに　いないさ
それでも　受験で　別れ別れになるのは　目に見えていた

別れ別れになるのは　目に見えていた