やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

秋の日が終わろうとしている

2017-11-15 12:25:06 | 日記
あなたが 新しい ブルーの車で 
雨の中 会いにきてくれる

だけど わたしは もう 話すことがない
夢中になって ただ 口づけるだけで

凍えそうな 想いは あなたへじゃない
子供のころからの 遥かな 慕情
あなたの 愛し方が イケないの
わたしの わがままが ダメなの

もう 終わろうとしている 恋なら
もう 変わり果てている 恋なら
このまま 季節の花のように
わたしは 枯れるより先に 舞い散るの
あなたへの 慕情が 凍っていく前に

出逢ったころの やさしさに 包まれていたころは
お互い 無口で いられた
無邪気に 語り合ったころも 過ぎて
わたしは もう 話すことがない

秋の日が 終わろうとしている

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窓を開けて

2017-11-15 04:33:36 | 日記
あれは 去年の冬の 湘南の海 
潮風に 吹かれて 砂浜を 歩いた

髪に じゃれる 潮風が 遊んで 消えた
あなたに 抱かれるように そっと 触れた

黙ってる あなたの頬に kissをした
最初で最後の 素敵な恋で よかった

ふたりきりの 部屋に 流れる 音楽を 聴きながら
海辺の あなたの部屋で ふたりで 朝を 迎える
あなたが 眠ってる 朝の光に 透明に 溶けてゆく
孤独に 凍えそう あなたが 起きるまで 誰もいない朝
目覚めたら 抱きしめて…

ふたりきりの 朝に 目覚める 少し 窓を 開けて
潮風が 部屋に吹き込む あなたが 起きるまで 誰もいない朝
透明に 溶けてゆく…

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