やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

別れの予感

2017-11-16 17:49:46 | 日記
夕暮れの早い 冬も近づく 帰りの街
早足で 歩く キミに そっと 寄り添うように

風を 避けて キミを 追いかけて
別れを 追うように キミは 駆けるように 行く
もう 時間は 戻らないの

出逢った あのころは 僕が おどけると
キミが つまらなそうな顔した後 笑った

会社帰り よく このカフェで 食事をしたね
今もまだ キミとの 別れが 信じられない
別れの予感 よく この街で デートをしたね
今もまだ キミからの 言葉を 待っている
もう一度 やり直したい そう 言って

この街の デパートの屋上から 夜空を 見上げて
星が 見守る下 寒い身体に 手をやって 温める
もう一度 出逢ったころに 戻られたなら
きっと 遥か 遥か 遠くまで 届く

きっと 遥か 遥か 遠くまで 届く

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節を超えて

2017-11-16 08:38:35 | 日記
まだ 冬も 始まろうとするころに 
ふたりは 出逢った
そう 初めから 終わりなんて 
なにも 考えもせずに

ペアで 揃えた 指輪と 僕の部屋の マグ
キミが 来るたびに 淹れた コーヒー
また キミが 来る日のために

「愛してる?」「愛してる」 呼び合う セリフが
今でも 頭の中 いつまでも 離れない

誰も 触れられない 僕等だけの 世界
誰にも 触れさせない ふたりだけの 恋
僕等の世界に キミを 閉じ込めて 抱きしめる
これが 最後の恋だから

もう 別れはない キミと 出逢ったから
このまま 季節を 超えてゆく

どこまでも 季節を 超えてゆく

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする