復活の日

冬休みに　入って　ひとり　夜の海を　眺めた
お決まりだった　彼女との　デート・コース

長すぎた　春だった　彼女は　今　どうしてるか
別の男と　すきに　やってるだろう

物心　ついたころから　数々の　男の戦い　
僕は　負けることも　勝つこともできず
涙も　出ないくせに　海の波に　足跡を　消す

愛ならば　忘れたはずさ　なにもかも　海に　流す
愛ならば　思いだされるさ　すべてを　海に　帰す
海に入って　死ねるなら　僕は　とっくに　死んでいた
終わりは　はじまり　復活の日

愛ならば　戻らないから　なにもかも　海に　流す
愛ならば　思いださないさ　すべてを　海に　帰す
恋に落ちて　死ねるなら　僕は　とっくに　死んでいた
終わりは　はじまり　復活の日

夢なんて　忘れたはずさ　恋なんて　戻らないから
いつの日か　死ねるから　僕は　今日も　潮風に　吹かれて
終わりは　はじまり　今日が　復活の日

失恋

キミが　最後に　「電話するね」と　言ってから
何日の　時が　経っただろう　いつになったら　会えるの

いつの間にか　冷めてたんだね　信じていたのに
僕の　なにが　イケなかったのか　いまだに　わからなくて

愛してるって　言ったのに　応えてくれたはずなのに
男のロマンが　あることに　キミは　ベタな　戯言だと　言って

もしかして　僕の　勘違い　愛さえも　僕の　勘違い
「可愛いね」って　やさしくしたつもり　愛し方を　間違えて

僕は　ありふれた　男なの？　おめでたいだけなの？
キミを　幸せに　できると　信じて　疑ってなかったけど

もしかして　僕の　初恋は　愛さえも　ヘタな　間違いだらけ
「可愛いね」って　やさしくしたつもり　傷つけるだけ　傷つけたこと
気づかずにいた

なにを　求めていたの　自由を　探していたの
自由なら　与えられると　思っていたのに

どうやら　キミのほうが　はるかに　大人びていて
失恋したみたいだ　もう　二度と　連絡がない気がして
僕は　フラれたんだね

愛を眠らせて

あなたの　恋は　いつも　悲恋で
慕情を　女に　映して　鏡に向かって　叫ぶように
恋を　壊した

わたしと　出逢っても　いつも　笑って
慕情を　わたしに　映して　鏡に向かって　微笑むように
人格を　無視した

愛すればこそ　やさしくなれる　そう思っていたけど
愛すればこそ　許せるはず　そう思っていたけど

一度　傷つけたものは　直せない
そのことを　あなたは　気づかずに　愛を　信じて
一度　傷つけたことは　忘れない
そのことを　あなたは　気づけずに　愛を　疑わずに
わたしを　抱きしめるけど

もしも　一緒に　暮らしたら
何度も　繰り返されるだろう　ささいな　言葉に　傷ついたあと
そう　思うと　胸に飛び込むのを　ためらってしまう

一度　壊れたものは　直らない
そのことを　あなたは　信じ切って　愛を　壊してしまう
一度　壊れたものは　忘れられるの
そのことを　あなたは　気づけずに　愛を　そのままにして
わたしを　抱きしめたけど　愛は　決して　戻らない
悲しみが　溢れ出る　ひとりに　なって

ひとりで　冬の海に　悲しみを　流しに来たの
寄せては返す　波が　愛を　呼びさまさないうちに

一度　傷つけたものは　直せない
そのことを　あなたは　気づかずに　愛を　信じて
一度　傷つけたことは　忘れない
そのことを　あなたは　気づけずに　愛を　疑わずに
わたしを　抱きしめたけど　　

もう二度と　わたしを　起こさないで　永遠に
今は　ただ　愛を　眠らせて

ギター

今日も　北風が吹く　この町の　片隅で
今夜も　誰かが　泣いている　この町の　どこかで

幸せなんて　きっと　どこにもないさ
不幸の　どん底なら　僕が　知っている

もしも　こんな僕が　幸せってものに　なれたなら
僕は　混乱するだろう　慣れない　幸せってものに

ジャンク・フードが　すきさ　冷たい床に　寝そべって
ポテト・チップスで　小腹を　満たして
やりきれない夜は　お決まりの　タバコと　発泡酒
こんな僕を　ダラシナイなんて　誰も　叱らないで

ギターを　片手に　ヘタな歌を　歌う
こんな僕なんて　涙も出やしない　そうさ

彼女も　いない　もう　誰も　来ない
ひとり暮らしの　部屋で　ヤケになって　歌う

ヤケになって　歌う
ヤケっぱちになって

The Jimi Hendrix Experience - All Along The Watchtower

The Jimi Hendrix Experience - All Along The Watchtower

https://www.youtube.com/watch?v=TLV4_xaYynY

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