晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

『生物の驚異的な形』

2010年03月09日 | 
以前、科博の展示でみて、興味津々の海の微少な生物の世界(とくに放散虫とか)。

この世界の幕開けは、19世紀に世界の海を探索し、
深海の生物を調査したチャレンジャー号の活躍です。

『チャレンジャー号探検』(中公新書/西村三郎著)も読みましたが、
それはそれはすごい話です。

このチャレンジャー号探検で採集された生物の一部を研究していたのが、
ドイツ人生物学者のヘッケルです。進化学者としても有名な人です。

で、手に入れたのが『生物の驚異的な形』(河出書房新社/エルンスト・ヘッケル著)。



ま、このタイトルはどうかと思います。
中身は、、、良くも悪くもアートなのでしょう。

フィールドワーカーの私としては、
チャレンジャー号の報告書の絵の方が好きです。

この手の本にしてはリーズナブル(2800円)なんで、
まぁ、いいか、、、という感じではありますが、
それにつけてもチャレンジャー号の報告書の絵が
全部ネットで無料というのが、改めて驚きです。