晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

チリグモの定位置

2014年01月11日 | 生き物
トイレの守り神、チリグモ様はまったく動きません。
12月からずっとです





生きているのか?


2階の階段の上の角でも見つけました。





トイレの神様よりちょっと大きい。

トイレのは床から47cmの高さ。
2階のは床から42cmの高さ。

そういう距離が定位置なのか?
エサは……ほんとうにいないと思うんだけれど……。



等倍マクロで、手持ちで撮ったのですが、
ちゃんと三脚を立てて撮影し直してみました。
三脚を立てると、ピントもていねいに合わせることができますね。




チリモン

2014年01月06日 | 生き物
そういえば、妻が年末に築地でジャコをいっぱい買ってきたのですが、
チリモンたちをより分けていたのでした。




まずは魚から。



エソの仲間かな。




わかりません。




んー、なんだろう?




いや、ぜんぜんわかんないな。

どこかでじっくりサイトなりのチリモン図鑑とかを見ないとな。




エビと言うよりはアミ系かな。




メガロパくんたち。




んー、さっぱり分からん。




タコじゃなくてイカかな?

チリモン…たしかにちょっとおもしろいですね。

正月休み最後の日

2014年01月05日 | 生き物
正月休み最後の5日は、浄水場の先の雑木林に行きました。
秋に行こうと思ったけど、あまりのクズなんかの藪で入れなかったので、
ずいぶんと久しぶりです。



マユミの実が残っていました。



ピンクが梅の花みたいですね。




ノササゲの実も残っていました。
さやの薄紫色がきれいですね。
正直、名前は分からなかったのですが、
「マメ科 つる さやが薄紫色」で検索したら一発でした。




これは…ホウチャクソウの実かな??




藪にはカラスウリが絡んでいました。

いろいろ実が残っていて、ちょっといい感じでしたね。




エノキの下で、オオムラサキとかゴマダラチョウの幼虫を探したけど、残念ながらいませんでした。
まぁ、この界隈で両種とも成虫を見たことがないのでいるかどうか分かりませんでしたが。。。
それでもアカボシゴマダラの幼虫ぐらいいるかと思ったのですが。




キジバトが何かにやられた?
オオタカとか猫とか???

曇っていて、薄ら寒い一日でしたが、いい散歩でした。

明日から…仕事か…。

ダンゴウオと海水温

2014年01月05日 | 
年が明けてようやくわたしのダンゴシーズンが始まったわけですが、
今シーズンは、GENさんとともに(偶然ですが)11月30日から海に行っていました
が、ダンゴは発見できず、わたしは年内はそれっきりだったのですが、
GENさんは、その後12月に2回探しに行っておられます

今シーズン、11月末、12月上旬に発見できなかったのですが、
それは海水温が影響してるんじゃないかと思ったのです。

海水温の基本的なデータがないかと思って探したら、
神奈川県水産技術センターの海況図データベース「東京湾口海況図」に荒崎での海水温データがありました。

まぁ、実際、荒崎の施設で測定されている海水温と、
より陸地の気温(風?)に左右されそうな潮間帯の水温がどれぐらいシンクロ、
連動しているかはちょっとわかりませんが、ひとつの基準としては問題ないかと。



しかし、データベースと言っても上の海水温図(?)の画像がデータベース化されているだけで、
海水温の数値そのものがデータベース化されているわけではありませんでした。

ということで、画像を一枚一枚開いて、チクチク入力したです。エクセルで。
いやー、しんどかったです。

とりあえず2009年冬シーズンから2013年までの海水温をひたすら入力しました。
一応、11月1日から3月10日までを入力したのですが、
GENさんの観察記録を見ると、本当は5月ぐらいまで入力した方がよかったかもしれません。



それが年末に上げたグラフです。
何がしんどかったって、冬シーズンをひとつにするために、
データが年またぎになるわけです。

2009年11月1日から2010年3月10日がひとシーズンのまとめと言うことになります。
これが入力時に意外と混乱するのです。

たとえば2010年の2月1日のデータを入力するときに、
2009年シーズンに入れなくちゃいけないのに、
ついつい「10年だよな」と2010年シーズンの2月1日、
つまり2011年に入れちゃったりするのです。

ああ、もう…。何度やり直したことか。
データベースというからには、ちゃんと数値データで公開して欲しい…。

それはともかく、まず今シーズン(2013年11月~年末まで)の赤い太い線を見ると、
とくに11月と12月上旬ぐらいまではこの5年の中で比べると海水温が低かったんですね。

さぁ、年が明けてダンゴの観察記録を重ねます。



うーん、11月から12月上中旬の観察事例が少なすぎるな。

×が未発見で、★が観察できたときです。
自分のデータのうち2009年~13年の21回分と、
GENさんの昨年12月1日、そして、2013年の12月のデータを無断拝借(すみません)しております。

なので、11月下旬、12月上旬にダンゴを発見できなかったのは、
このグラフから推察するに、少なくとも水温のせいじゃないような感じですね。

最初、2013年シーズンのデータを入力する前は、
海水温17度がダンゴ登場のラインか!? とたったひとつふたつのデータで乱暴に思ったのですが、
まぁ、そういうもんじゃないですね。

ちなみにわたし個人の観察記録は以下の通りです。



発見率も明らかに年を追うごとに向上していますから、
そのあたりの誤差も大きいかもしれません。
2009年あたりは磯全体をむやみに探していて、
今のようにピンポイントでさくっと発見できていなかったころですね。

 *

さて、今後は海水温だけじゃなくて、単純にダンゴカレンダーを整理したいですね。
GENさんの春まで含めた膨大なデータと、NANAさんのダイビングでの観察を加えれば、
大まかなダンゴの動きが分かるような気がします。

あとは、夏の居場所(100%ダイビングの世界ですね)とか、
ああ、あとはサイズをちゃんと測って、ライフサイクルも追ってみたいですね。
GENさんが春に稚魚を見ていますし、その後にダイバーたちが見ています。

それに1月3日に見たダンゴなんかは小さくて、やっぱり昨年生まれだと思うのですが、
じゃあ、デカイのは2歳なのか…とか。

非捕獲、非殺傷調査でどこまでできるかは分かりませんが、
楽しいなあ…こういうの。

神奈川県立生命の星地球博物館で発行している『神奈川県自然誌資料』に投稿したいな…マジで。








ダンゴはじめ2014

2014年01月04日 | 
1月3日、ダンゴはじめに行きました。

11月30日に玉砕して以来、
12月は結局バタバタしていて行けずじまいだったので、
今シーズンはダンゴウオを見ていません。

1月3日の最干潮は0時27分(逗子新宿湾/潮位1cm)。
3日じゃなくて4日ですね。

高速が意外とすいていて、21時前に現地着。
ちょっと早くて潮が引いていないので、
デニーズでコーヒーを飲んで時間をつぶしてから21時半過ぎに磯に入りました。

まだまだ潮位は高いものの風も波もなく穏やかな感じ。。。
新月の磯。星がきれいでした。

磯には誰もいませんでした。GENさんもいない…。
出しなに妻が「GENは来てるんじゃないの~?」と言っていて、
たしかにGENさんなら来てるかも…と思ったのですが、
どうもGENさんはケガをしたらしい…。

さて。ということで、ひとりで探索開始です。

まずはいつもの水脈筋を太ももまで海に入って探します。



取り残されたマダラウミウシたち。




ミドリアメフラシも元気。

磯は10cmぐらいの小さめのタツナミガイがいっぱいいました。

通称「GENさん水脈筋」もわたしが得意とする小さな水脈筋にもダンゴの姿はありません…。

潮位がまだちょっと高めとは言っても、透明度もそれなりにあり、
いたら見逃すはずはないのに(根拠のない自信)、うーん、おかしいなあ。
ウミユスリカも、海面を舞っているけれどやや少なめな印象…。

ちょっと、浅瀬を探すか…と、ゴロタの中にできる浅い潮だまりを探す。



いた~! 水深15cmぐらいの潮だまりで発見です。
小さいな。10mmぐらいですね(ダンゴ玉径=まぁ体長かな)。




ん? 背びれが大きい?




おおっ、これはオスかも…。


ああ、満足です。これで帰ろうかと思ったのですが、
さすがにあれなんで、再びGENさんの水脈筋を探索します。



おおっ! いたいた!!
これも小さいな。
さっきのオスよりは大きいけど、12mmぐらいかな。




これはオスっぽくはないですね。


この大きさは明らかに去年生まれの個体ですね。
自然下の寿命は1、2年と言いますから、どうなんだろう?
このサイズで繁殖に参加するのかな??



最後にエムラミノウミウシを発見しました。

24時前に磯を上がりました。
ダンゴはじめ。満足しました。





ダイエット・ウォーキングと稲城の雑木林

2014年01月03日 | その他
今日は、ダイエット…というか、腰痛のこともあって、やや長めに歩きました。
家からよみうりランドの横を通って、ゴルフ場から稲城南山の雑木林に行ってきました。



宅地開発の工事がどんどん進んでいます。。。
しょうがないけど…ひどいもんだなあ。

昔、散々歩いたフットパスも立ち入り禁止の看板やらトラ縄でぜんぜん入れないし。



残された谷戸。
堆肥を作っていたおばちゃんと立ち話。

「ずいぶんと開発が進みましたね…」
「ちょうどそこが境界なのよ。全部、丸裸でね…」
「……」



わずかに手入れされたクヌギの雑木林。

本日のめっけもん。



ゴルフ場と雑木林の間の林道で発見。
やられたドバト。オオタカとかかな??

めっけもん2。
京王の稲城駅の本屋で発見。



『南山の生きものたち』という自費出版の写真集。2000円也。
表紙は…なんだかどこかの教育委員会の報告書みたいですが、
中の写真はなかなかキレイで見応えがあります。
開発が進む中で、きちんとこういうものが出て、
地元の本屋さんで売られているというのはいいですね。

めっけもん3。

地元に帰ってきて、道路脇のアオキや照葉樹が茂る斜面でガサガサ音がするので、
また、キジバトかな?と思ったら、コジュケイの家族だった。

ふだんはかなり警戒心が強くてちゃんと見えないけど、
脇をばんばん車が通る場所なんで、
ぜんぜんこちらを気にしてませんでした。

ひとまわり大きい親に、子どもがたぶん5羽ぐらい。
写真は撮れませんでしたが、列になって斜面を登っていくのがかわいかったです。
赤茶色の模様が印象的でした。

結局、稲城からぐるりと稲田堤方面をまわって帰宅。
たぶん8、9キロかな。いい感じで歩けました。


新年仏果山山行

2014年01月02日 | 
お正月は、めずらしく妻が「山に登りたい」というので、
いつもの仏果山に登ってきました。

今日はゆっくり目のバスで、野外センターから登り始めたのですが、
林道で、聞き覚えのある鳥の鳴き声がする。。。

イワヒバリ!? 地鳴きじゃなくて、さえずってる!?
そういうことってあるのかな??
さすがにモズやガビチョウが真似た感じじゃなかったし。。。

そして、双眼鏡を忘れる失態。ああぁ。

 *

登山道に入ると、妻がまず見つけたのがこれ。



なんだっけ?。ガガイモでもキジョランでもないな。。。
えーと、テイカカズラか!


スギ林の下にミヤマシキミの実が付いていました。





つぼみもいっぱい付いていた。花は春には咲くのかな。
仏果山らしい植物ですね。


こちらもいつものコウヤボウキ。



かわいいですよね。

標高がちょっとあがるとカシワバハグマも。



花の跡が…萼が花っぽくてかわいい。




ツルリンドウの実が残っていました。
冬もいろいろありますね。




日陰で発達していた氷。
最初は溶け残った雪が凍ったものかと思ったけど、
なんだか氷が生長したような感じですね。





氷華に近いのかな?




丹沢主稜の方はあいかわらずくっきりだけど、
関東平野側、海側は、霞んでいてあまり展望がよくありませんでした。
暖かかったしな。

いつもの場所で食べた今日のお昼はこれ。

「山のチーズカニ玉風雑炊」。

たまに見ている「山めし」ブログのレシピをいただきました。
山めし礼賛



焼き豚チャーハンおにぎりバージョン。



こちらは、昆布おにぎりバージョン。

めちゃめちゃおいしかったです。
決め手はセブンイレブンの「したらばチーズ」ですね。

バスの時間を見つつ、落ち葉にごろり横になって、のんびりする。
今日は本当に暖かくて、冬の低山歩きには最高の1日でした。




おお!? クマ剥ぎ?

さくっと降りて、帰宅しました。

妻は両膝が痛いと言っています……。。。






元日多摩川散歩と正月ダイエット

2014年01月01日 | 生き物
元日は、午前中に多摩川にお散歩に行きました。
なにしろ大晦日に体重計に乗ったら過去最高の体重…。
30日に実家に帰った折に、父に「腹が出たのか?」と真顔で言われる始末。

腰は痛いし、腹は出てきたし、やばいので歩くのです。
走りません。歩くです。。。。



元日の河原。

オオタカが一瞬見えました。
双眼鏡で空を見ると、肉眼では気づかなかったヒメアマツバメが飛んでいました。



藪にはクコの実がなっていました。



ハンガー出てきたカラスの巣。

堰の上にはカモたちが風を避けるように集まっていました。



オオバン。



ヒドリガモ。



コガモ。

歩いたのは…3、4キロか。ダイエットにはなりませんね。
明日は山に行きます。


今年もよろしくお願いします。