前回のブログで、価値を創造できるのは、民間(個人や企業)だけで、政府は価値を創造できないというようなことを述べました。
しかし、政府が価値を創造する分野があります。
防衛と外交です。
対価として換算すると大きすぎるのと、評価が難しいため、税金を使って、防衛と外交を行っているということだと考えます。
他にも、大規模な公共工事、成果が出るのが難しいが、出れば大きな未来産業への投資等も政府が実施することで、価値を創造できる分野だと考えます。
それ以外の分野は、どうでしょうか。
政府が取り扱うことで、返って、サービスが低下したり、時間がかかったり、コストがかかったりする分野が多いのではないでしょうか。
政府が実施すると、サービス低下、コスト増になるようなことは、価値の創造・価値の増加ではなく、価値の搾取・価値の減少です。
ところで、ここで、取り上げた防衛と外交ですが、たいへん重要な分野であり、現在の日本を取り巻く状況からは、もっと衆議院選挙の争点となっていいような気がします。
コロナ禍であることを考慮しても、です。
ところが、各党の防衛・外交の公約は、現在の危機的な状況が分かっているのかなぁと思えるような内容です。
当たり障りのない抽象的な表現をしていますが、有効と思えるような具体的な対策はなく、実行する気持ちが伝わってきません。
防衛・外交は、選挙で票にならないということだそうです。
いっそのこと、株式会社日本防衛軍、株式会社日本外交を設立し、日本政府から独立させて、対価を日本政府や関係する国民(個人・企業)に支払ってもらう仕組みにすると憲法改正や選挙を気にせずに、思い切った行動ができるかもしれません。
冗談はさておき、防衛・外交に関しては、立候補者、立候補政党のすべてが、危機感がない大丈夫なのかと思える横並びの内容です。
選択の余地がありません。
「防衛・外交の公約・方針に関して抗議する意味を込めて、選挙には行かないようにしましょう」
「防衛・外交の公約・方針に関して抗議する意味を込めて、選挙に行っても、白票を投じましょう」
と、訴えたい思いです。
もし、投票率が低く、白票が多い場合、及び、選挙後に、防衛・外交に関して、重要な事象が発生した場合は、速やかに衆議院を解散して、再度、公約を作り直し、選挙をしていただきたいと考えます。
無理だな。
「そろそろ紅葉かな」と思ったら、秋を通り越して、冬が来たようです。
コロナも変ですが、気候も変です。加えて、日本の政治も、なんか変!
何かの目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力をしている皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
「なんか変!」は、しばらく続くかもしれませんが、今日できることを着実に実行し続けてください。
皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように願っています。
がんばれ。
負けるな。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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