テレビで浪曲を放映してしてたので少しみてました。演台には浪曲師の着物のオバサン、 直ぐ横にはお茶を置く台があって 少し後ろに羽織袴の三味線を弾く人。と云う懐かしいスタイルでした。
子供の頃に浪曲が流行っていて銭湯でうなってるオヤジを良く見かけました。私が覚えてるのは清水の次郎長一家の話で「馬鹿は死ななきゃ直らない」 なんてやってましたね。
ダビンチの習作を写生しました。
浪曲の主役は 吉良の仁吉の様に 弱気を助け強気をくじく喧嘩も強い男の中の男で、義理と人情の板挟みの中で死んでいくという日本的な自己犠牲の物語。当時のオヤジたちは感動してラジオで聴いたり唸ったりしてました。
カラオケは苦手なんだけど、恥ずかしながら 浪曲子守唄とか岸壁の母のセリフ付きを歌ちゃったりして やはり俺って古い男なんだよね。