朝から電話に出ると聞きなれない女性の声で図書館ですがとの挨拶。
借りっ放しの本でもあるのかと一瞬考えてしまった が 昨日返却した本に栞が挟まってるので如何しますかと言われる。
そういえば以前にもこんな電話があって その時は本に何かが挟まってるので来てくれと云われて 行ってみたら栞であったのを思いだす、何かが挟まってると云われゝば千円札でも挟まってるとも思えるではないか。 今回はハッキリしてるので 捨ててくださいと返事をする。
「ドナルド・キーン」を描きました
返却した本の題名は 「老いを生きる親鸞の知恵」。
立ち読みしてると冒頭に何とか云う和尚の言葉で 年をとると 皺がよる、黒子が出来る、背は屈む、頭は禿げる、髭白くなる、手は震う、足はよろつく、歯は抜ける、耳は聞こえず、眼は疎くなる、、。 と よくも並べたものだが自分には大体のものが当てはまり面白いので借りてみた。 読んでみると矢張り難しくなるので途中まで読んで返してしまった。
自分なりに少し解ったのは昔から言われた事で、 お米はお百姓さんが八十八の手間をかけて作った物で感謝の気ちで頂きなさい と親や学校などで言われたもの。 自力で生きていると思っていても自然や他力によって生かされてるですよという事みたいである。 とは云うものの今の所 自力と他力のバランスの良いところで生きてると思ったりして まだ解ってないみたいである。