黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ご飯の代わり

2018-05-14 | 日記

前から気になっていた横山大観記念館に入ってみる。
若い頃 近くの会社に5年間ほど勤めていて長い板塀の前を毎日の様に通っていたものだし、今でも池之端は度々通るけど記念館あたりは人道りがなくてくシーンとしていて どうも気が小さいもので入りずらい。 連休中に通りかかったらこれから入る人がいて後ろから付いていってようやく入る事が出来た。
記念館は大観が住んでいた日本家屋。 囲炉裏のある部屋に入ると大観よろしく庭を見ながら動かない見学者がいた。
大観といえば酒豪でこの部屋で飲んでる写真を見た事がある、 自分も大観の気分を味合おうと座ってみたけど 直ぐに動いてしまった。

    

   河童の絵のスケッチ、 何と書いてあるのか全く解らない

調べたら彼が愛飲していた酒の銘柄は「酔心」という広島の酒でこれをご飯代わりに毎日 2升も飲んでいて90歳まで生きたという。 自分は医者から酒は控えなさい と言われてるけど毎日飲んでも一合だし余り気にしなくてもいいんじゃないの! てな気持ちになる。
近くのスーパーで酔心が置いてあるのをみるとだいぶ広まった酒みたいで早速購入して味をみた。 辛口という事になってるけど長年飲んでいる剣菱に比べると円やかで飲み口がいいので酒が進みそうである。 しかし人それぞれで俺には飲みなれたすきっとりとした辛口の剣菱が合うみたいだ。
先週 横山大観展にも行って見たけど 人だかりが多くて何も印象に残らない、連休中に入った記念館の河童の絵だけが面白くて印象的だ。