黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

マスターが代わっていた

2020-07-14 | 日記

何時もの床屋に入る、 先ずは手の消毒をしてから先客がいるので一つ飛ばした椅子に座った。
何時もと様子が違うのは 馴染みのマスターと代わって新しいマスターが客と話しながら作業をしている事だ。
今の時期 近距離での会話はよろしくないと言われているけどコロナの話に花咲いていて 次の客に代わっても同じ話題で止まる事がない。 話好きなのか客へのサービスだと思ってるのか?

         

       「ナットキングコール」本の表紙からスケッチ

いよいよ自分の番になってマスクを外して椅子に座ると 直ぐに話しかけてきて 鏡に映ったマスターのマスクは顎に掛かっている。 鏡の下には感染防止で必要な話だけでお願いします と 書いてあるのに関係ないみたいだ。 
話題はやはりコロナの話で東京でぶり返して来たとか話しかけてくる、 やはり来たか と 少しの間は適当に返事をしておいて 後は黙っていたら怪訝な表情をしていたけど 最後まで黙って通した。

作業が終わって床に落ちた頭髪の塊りを見てみると 幾分今までよりは多い様に感じた。 しかし作業者が変わったせいで量が多くなったのかもしれない。
最近になって頭髪が増えてきたので馴染みのマスターに確認してもらおうと思っていたのに 残念な事である。