黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ハエ取り紙

2014-05-20 | 日記

店の呼び込みに連れられて初めての居酒屋に入ってしまった。 急な階段を上がってドアを開けると薄暗くて 店員は肩に掛かる長いフケのついた茶髪の暗い感じの男達。
座席は個室だけど 仕切りのカーテンは汚れがひどくて 腰掛のビニールは一部破れてるし壁は黄ばんでる。 飲む前にトイレに入ると紙、雑巾が散らかっていて隅や配管周りは黄色くなっていて不潔である、 ついでに厨房を覗くと長い茶髪の女達が料理をしいて いいとこのない店。  しかしどういう訳だか若い人で混んでるのが解らない。
頼んだシャケ入りのサラダは汚らしい味で食えなかったけど 焼き鳥はマズマズで 汚い店でもさしつかいないみたい。

              

                参考書から描きました

暖かくなって蠅が飛でもいい季節 よく行く焼き鳥屋では春先からハエ取り紙がぶら下がっていて2,3匹のはえが張り付いてる。 たまに行く焼き鳥屋も同じで どういうわけか焼き器近くのカウンターの柱のそばにぶら下げてある。 生肉より焼く過程で飛び散る油とかタレに引かれて寄って来るのではないか。
こないだもハエ取り紙のそばに座ったらハエが飛んでいたけど なかなか張り付かない 暫らくして張り付いたので帰ることにした、独りで飲むときは見てると退屈しないものである。


バツイチ

2014-05-19 | 日記

最近の名画座で上映されてる映画は中年のバツイチ同士のラブストーリーがやたら多くて こないだは「とらわれて夏」をみてしまた。
自分はバツイチじゃないし 結婚経験 恋愛もない淋しい限り、 人生経験が浅はかなので映画の訴えるものや 感動も少ないと思う。 しかし映画評論家の「サヨナラおじさん」こと淀川長治や「映画って本当にいいもんですね」の水野晴朗も生涯独身で 人一倍映画好きで感動も大きかったはず。 二人ともオカマだという話だけど俺の場合は男に興味ないし違うと思うんだけどね。

        

         映画「とらわれて夏」から描きました

ストーリーの場所は小さな町、 アメリカでは人との交流が少ないと思ってたけど 町の店や銀行ではお客の顔、家族の名前を知っていてファーストネームで呼ぶし、隣近所でもお裾分けがあったりで 日本よりお付き合いが深いみたい。  そんな町で逃亡者の主役は恋に落ち ラストに逮捕されてしまう。 ラストシーンは感動してしまい  俺も独り者 こんな恋愛なんてと思うけど 絶対に出来っこない、 だってバツイチになれるわけが無いもんね。


隣に座った人

2014-05-18 | 日記

月二回の水彩画教室、 以前は男女半々だったけど、女性が段々と減ってきて 先月に仕事の都合とかで最後の一人がやめて 男ばかりになったしまった。 生涯教室では一般的に女性が多いのが普通だけど珍しい現象みたい。
女性が水彩画が嫌いと言うわけでもないし、もてない男ばかり揃ってるわけでもないと思うんだけど こう男ばかりだと新しく入講しようという女性も引けてしまい入ってくる可能性は無くなってしまった。 別に女性を目当てに受講してるわけではないけど 何故か淋しいんだよね。

      

        水彩画教室で描きました 子供の靴下です

女性が辞めると男性が入ってくるので人数は変わらない、今月になって男性が入講してきました。
初めての日は どんな人と座るのか、講師の人柄はどうかなど興味深々で教室に入るもの。 リタイアしてから色々と講座に入ってみたけど始めての日に隣に座った人の印象は忘れないものである。 座ったのは私の前の席で話好きな人の隣、 早速話しかけ自分の名前の由来などする。 新人さんは苦笑いをしてるだけ、たぶんこの日は一生忘れないと思う。 これから仲良くやって行きたいものである。 


口頭でいうだけ

2014-05-15 | 日記

友人と待ち合わせ。 駅側の御徒町吉池がオープンしたので見学で一回り。
1F入り口からユニクロで 若い人向けのものばかり 、5,6階のGUという店は高校生の衣料品屋の様にみえる。 上野、御徒町界隈は年寄り向けが多いのでいいと思うんだけど、やはり若者が少ないせいか閑散としてる。
地下と別館の食料品は賑わっていてオジサン オバサンが多いし 御徒町にはよく似合う。 綺麗になったけど セイロでおこわを炊き上げる湯気とか ウナギの蒲焼を焼く煙が見られなくなってしまった。 上階の食堂街は今はやりの薄暗いクラシック調の構え まだ早いせいか客は入ってない。
表に出ると見慣れたガード下の飲み屋街の風景でホッとする、いつまでも変わらないでいて欲しい。

   

           大人の塗り絵です

何時ものガード下の居酒屋は合い席になるのが常だけど 空きが目立ち合い席にならずに済みました。 消費税の影響じゃないかと言われたけど、そうとは思えない。 ガード下には若い人が見えなくなったのが大きいのではないか。ユニクロが出来たので前に戻るといいんだけど。
最近の居酒屋チエンでは伝票に明細が付いてくるけど ここでは髭のオヤジが伝票をみながら電卓を一所懸命に叩いていて、 合計が出ると金額のメモも出さなくて口頭でいうだけ、 割り勘のときは金額を覚えておいて早いとこ割るのだけど 頭の回転が悪いので直ぐに出てこない 歳のせいでもなくて昔からだけどね。

   


番外編

2014-05-14 | 日記

個展の紹介です
御茶ノ水駅から5分 山の上ホテル側 「ギャラリーf分の1」