黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

安打狙い

2017-02-15 | 日記

たまに行く居酒屋チエン店のサービス券があるので入ってみる。
先ずはお疲れ様セットを注文、 生ビールと刺身とかツマミ3点がついて870円。 いつものことだが働いてもいないのに割安のお疲れ様セットを頼むのは気が引けるもの。 我々の年代 働かざる者喰うべからず との格言が効いてるみたいである。
ツマミが切れたので見繕って注文しようとすると こちらのツマミを頼むとプラス150円でハイボールが飲み放題だというので頼んでみる。 出てきたのは大分薄まった水みたいな代物で2杯飲んだところで店を出る事にする。

      

      映画「最強の二人」から描きました

勘定の前にトイレに行くと便器の前に貼紙があって 長打より確実な安打狙いで、 と書いてある。
若い頃は気持ち良く長打で狙ったものだがよる年波で安打狙いも心細くなり悲しいかな 近くによってのバンド狙いとなってしまった。
トイレの貼紙には注意書きと格言があって前例は注意書きで良く見かけたのは 松茸のシズクとかツユとかとナニを松茸にたとえたものが多いと思われる。
格言では「親父の小言」が良く張り出されているもので。 人に馬鹿にされろ とか嫁早く貰えとか書いてあって面白いが40項目も有って小用を足してる間には読み切れないもの、出来るなら大便所に張り出せばじっくりと読めてより役に立てるのではないかと思ったりする。 ところで女子便所ではどんな貼紙があるのか聞いてみたいものである。  


勇気を出して

2017-02-13 | 日記

昨日は隣組で2度目の猪鍋。 なかに総菜屋の店主がいて料理を担当 手馴れたものである。
前回は味噌味にしたけど今回は醤油味にしたとの事、 鍋が温まると少し甘いのではと言いながら 汁の味見をして下さいと何人かの小皿に汁を注ぐ。 どうですかと言われると皆さん良いじゃないの と答える。 自分の番になって汁を口に含むと少々甘い感じ、 甘いのではと言おう思ったけど皆に合わせて良いじゃないのと答えてしまう。
実食に入ると甘い辛いの問題はなく 良い味が出てる。 肉が見えないので箸で探してると 底にあると言われて突っ込んだ箸に掛かって肉が上がってくる、 生の時と比べると大分小さくなってしまうものだ。

    

     「オットー・クレンペラー」 パソコンから描きました

鍋も後半に入り仕上げのうどん。 残った汁に入れたのはシッカリしたうどんで 聞いてみたら冷凍ものだというので触ってみたら矢張り冷たい 当然シッカリして固まってる。 
もう一玉入れますかと聞かれて誰も返事をしない、それではと勇気を出して入れたほうが良いと答えて入れて貰う。
取り皿に取り 食べ始めるたが皆さん一回採っただけで箸が進まない。 どうぞどうぞと言われ残りの全てを平らげるハメになってしまい 鍋にこびり付いたのを剥がして皿に入れてくれた親切な人もいたものだ。
お陰で腹が一杯で 帰ったら食べようと買っておいたお握りは今朝食べる事に、なかなかスマートな腹になれないものである。 


弁当は冷凍物

2017-02-10 | 日記

新聞にぶち抜きの宅配弁当の宣伝が載っていて 一週間の弁当の写真が美味そうに写ってる。
朝は納豆、昼はパンと牛乳と決めてるのでオカズの心配は夕食のもの。大体が店で惣菜を買う事になるがワンパターンの野菜の煮付けみたいな物でたまに魚を焼いたりぐらい。 この写真を見てると焼き魚、豚肉、鶏肉、有りの毎日違う内容の品揃いで美味そうで値段も手頃。
小さい字を読むとこの弁当は冷凍物、 鯵の塩焼とかあるけど解凍した場合どんな味になるのか、矢張り自分で焼いた方が美味いに決まってるが チンをするだけだし後片付けも簡単で大幅に手間を省けるので大いに魅力がある、 まだなんとか動けてるがそのうち試してみたいと思ってるところである。

      

    映画「タクシードライバー」からロバート・デニーロ

昼飯でもとブラブラしてたら大手居酒屋チエーン店の立て看板に昼飯のメニューが載ってるのでどんなものかと入ってみる。
昼時でサラリーマン一組が前にいたが年寄りとみて譲ってくれ直ぐに入る事ができる。 席は個室で夜は会社帰りで盛り上がってるではと思いながらホッケの魚定食、友人はハンバーグ定食を注文。
料理は直ぐに出てきてホッケのをつまみながらご飯を口に入れていて気が付いたのは どうもご飯がイマイチで今朝家で食べたレトルトのご飯の方がシッカリして美味。 友人もその通りだと言い ハンバーグが大したことが無いとブツブツと言い出す。 
ホッケはまずまずの味で、居酒屋ではハンバーグは取り扱わない。 こんな店では夜のメニュー的なオカズを頼むべきだと気付いたしだいである。


八十八の手間

2017-02-08 | 日記

朝から電話に出ると聞きなれない女性の声で図書館ですがとの挨拶。
借りっ放しの本でもあるのかと一瞬考えてしまった が 昨日返却した本に栞が挟まってるので如何しますかと言われる。
そういえば以前にもこんな電話があって その時は本に何かが挟まってるので来てくれと云われて 行ってみたら栞であったのを思いだす、何かが挟まってると云われゝば千円札でも挟まってるとも思えるではないか。 今回はハッキリしてるので 捨ててくださいと返事をする。

      

     「ドナルド・キーン」を描きました

返却した本の題名は 「老いを生きる親鸞の知恵」。
立ち読みしてると冒頭に何とか云う和尚の言葉で 年をとると  皺がよる、黒子が出来る、背は屈む、頭は禿げる、髭白くなる、手は震う、足はよろつく、歯は抜ける、耳は聞こえず、眼は疎くなる、、。 と よくも並べたものだが自分には大体のものが当てはまり面白いので借りてみた。 読んでみると矢張り難しくなるので途中まで読んで返してしまった。
自分なりに少し解ったのは昔から言われた事で、 お米はお百姓さんが八十八の手間をかけて作った物で感謝の気ちで頂きなさい と親や学校などで言われたもの。 自力で生きていると思っていても自然や他力によって生かされてるですよという事みたいである。  とは云うものの今の所 自力と他力のバランスの良いところで生きてると思ったりして まだ解ってないみたいである。


男女共同参画社会

2017-02-06 | 日記

学校、会社と真面目なほうで滅多に休んだ事がないためか 何かの都合で休みになると嬉しいものである。 今日はデッサン教室の日だけど講師がケガをしたとかで休講となる。 講師には気の毒だけど休みと聞くとどういう訳か子供の頃の様に楽しい気分になるものだ。
余裕が出来たので洗濯をする事にして 洗濯機の廻ってる間のんびりと爪切りをする。 相変わらず劣化した足の指先の爪の哀れな姿を見てると歳を喰うとこんなにもなるものかとしみじみと感じるものである。 

     

   ブリューゲル「農民の踊り」から部分を描きました

午後は予約日の前だけど診察に向かうと クリニックの待合席の先客は一人だけ、暮れの混雑振りとは大違い。 何時もは採血の後に診察に入るけど 医師が暇なのか先に診察室に呼ばれ何時もどうりの診察で何時も道理の薬の処方箋を貰って外の出ると 近くの大学で入試があったみたいでゾロゾロと駅に向かう若い連中の列が止まらない。 
この大学、ノーベル賞を受賞した大村智の出身校で人気がアップしたみたいだがこの長い列には女性の姿はチラチラと見える程度。 リケジョとか男女共同参画社会とか聞くけど女性は理系を好まないみたいである。