黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

マスターが代わっていた

2020-07-14 | 日記

何時もの床屋に入る、 先ずは手の消毒をしてから先客がいるので一つ飛ばした椅子に座った。
何時もと様子が違うのは 馴染みのマスターと代わって新しいマスターが客と話しながら作業をしている事だ。
今の時期 近距離での会話はよろしくないと言われているけどコロナの話に花咲いていて 次の客に代わっても同じ話題で止まる事がない。 話好きなのか客へのサービスだと思ってるのか?

         

       「ナットキングコール」本の表紙からスケッチ

いよいよ自分の番になってマスクを外して椅子に座ると 直ぐに話しかけてきて 鏡に映ったマスターのマスクは顎に掛かっている。 鏡の下には感染防止で必要な話だけでお願いします と 書いてあるのに関係ないみたいだ。 
話題はやはりコロナの話で東京でぶり返して来たとか話しかけてくる、 やはり来たか と 少しの間は適当に返事をしておいて 後は黙っていたら怪訝な表情をしていたけど 最後まで黙って通した。

作業が終わって床に落ちた頭髪の塊りを見てみると 幾分今までよりは多い様に感じた。 しかし作業者が変わったせいで量が多くなったのかもしれない。
最近になって頭髪が増えてきたので馴染みのマスターに確認してもらおうと思っていたのに 残念な事である。


百合が咲いていた

2020-07-10 | 日記

病院の入り口を入ると二人の職員が距離を置いて座っていて そこで止まって下さいと言われる。
足形に止まると体温を測りますと言われて直ぐに 大丈夫です と言われた、 遠隔操作で体温を測ったみたいだけど どんな機械を当てられたか見る事が出来なかった。次の職員からは消毒をと言われて見張られる中わざとらしく手を揉んで見せた。
診察室に入って何時もの様に医師の近くに寄ろうとすると 離れた腰掛を指さしてあそこに座ってと言われる、2メートル以上は充分にある距離だ。
ガンケン有明で看護師がコロナに感染したとニュースで聞いたけどだいぶ神経を使ってるみたいだ。
4月に胃カメラを飲む予定がコロナの影響で伸びてしまい昨日行ったわけだが  診察だけで胃カメラの予定を9月にすると云う事だけだった。
帰りにオロナミンCをと自販機に寄ってみたら入ってなくてリポビタンDもなかった、 缶コーヒーを飲んでから病院を出た。

 

         「首かけイチョウ」と  ユリが咲いていた

少し前のテレビで日比谷公園を取り上げていて 首かけイチョウ というイチョウの大木に時間を割いていた。 何度も行ってるけど初めて知った話で帰りに寄る事にした。
松本楼の近くにあると云うので行ってみるとありました、 なるほどデカくてそばに案内版が置かれている。 松本楼の近くは何度も通てるけど有名店で 彼女でもいれば別だけど高額みたいで敷居が高いので入ったことはない、そんな事を気にしていて今迄は気が付かなかったものだ。
腹が減ったので有楽町のガード下の立ち食いそば屋へ、 自販機に冷やし狸がなかったので ゴマダレおろしそばというのを食べた、 期待外れで普通のざるそばにすればと後悔したけど 後の祭りである。


ラッキーなタイミング

2020-07-07 | 日記

入梅の時期 散歩コースを歩いてると所々にアジサイ咲いていて 今日はどんな具合かと遠目から近づいて行くと目が離せなくなってしまう。  
そのなかに群落の外側に傾いてる一本があって 日ごとに傾きが増して今は地面に付きそうな具合だ、 アジサイの花は大体が塊の中にあるものだが頭がデカくて育ってしまい 群落から嫌われてお前あっちに行ってろよ とはじき出されたみたいだ。 昨日見たらに切り取られて無くなっていた。 
頭が良過ぎて皆に嫌われたのか デカい頭が重力に耐えられなくなったのか 気の毒な事をしたものだ。 
いずれにしろ今はどの花びらにも汚い茶色が混じってみすぼらしくなって来た もう直きシーズンが終わるみたいだ。 

     

      映画「舞踏会の手帳」からマリー・ベル、フェルナンデル

散歩の途中に花を買って家に向かっていると同じ花屋の包装紙にくるまれた花束を持ったおばさんが前を歩いている。  自分のはお供え用の385円の一番安いものでおばさんのは少なくても2千円以上はすると思われる立派な花束だ。
歩く方向が自分と同じ方向で同じマンションの入り口から入ってエレベーターホールに向かって行く 自分もついていって同じエレベーターに乗りそうだ。 中で黙ってるのも気まずいし どうやって話しかけるか それとも おばさんから話かけられて惨めな思いをするのか と心配してると エレベーターが降りてきて頭が真っ暗になった。 
 と 思ったとたんにもう一台が降りてきてすかさず独り乗り込んでおばさんから離れる事が出来た。 こんなラッキーなタイミングは久しぶりな事で 嫌な事を吹き飛ばしてくれた。 ありがたい事にまだこの世から見放されていないみたいだ。


座る方向に変化

2020-07-03 | 日記

コロナの影響で中止になっていた絵画教室が再開された。
受付でシュッシュと手を消毒して教室に入ると今迄囲んでいた机が学校のような机の並びに変更になっていた。
これなら心配ないとマスクを外す人もいたけど 自分は真面目にかけっぱなしで過ごして あとは今迄通りで何となく時間が過ぎって終わってしまった。
帰りは久しぶりに駅側の立ち食いソバ屋に寄ってみた。
立ち食いと言っても最近の駅側は座る方向に変化していて富士ソバなどはシッカリと座りに変化で 入った店は止まり木のカウンタースタイルだ。

                  

                  水彩画教室で描く

自販機で冷やし狸ソバを注文、 470円と高めだけど此処の揚げ玉が好みなので妥当な価格だ。
ソバで と言って食券を出してコップに水を入れ終わるのと同時に出来上がり、 トレーを慎重に持って空いてる止まり木に腰かける。
どんなものかと丼ぶりを見ると何時もと様子が違う。 今までの揚げ玉はギザギザの付いた天婦羅のコロモから出た物が全てだったけど 丸い形の作った揚げ玉が混じっている。 ギザギザと丸との割合は半々程度で エビの欠片が混じってるのが救いだ。 食べてみて悪くはないけど今までの素晴らしさはくなって半端な感じだ。
少し前にギザギザの天かすが手に入ったので自作してみたら蕎麦が水っぽくてがっかりした、 茹でなくてもいいソバを使ったのが原因だ。 今度ギザギザが手に入ったら蕎麦も吟味して良いものを作るつもりだ。