銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ファンからの贈りもの

2009年08月02日 | のほほん同志Aの日常
最近、ホームページをアップしたり、ブログを書いたりするようになってから、
休日にもパソコンを立ち上げることが多くなりました。

仕事以外で、他人様のホームページを見るようになったのも、実は最近。
今日は、前々から気になっていたある人のホームページを見てみました。

その人の名は、明川哲也さん。
朝日新聞の夕刊で、「悩みのレッスン」というコーナーの回答者といえば、
ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「悩み相談もの」というジャンルでは、
すでに古典となっている中島らもさんの『明るい悩み相談室』や
東京農工大から生まれた『生協の白石さん』など、
ユーモア系がすぐ頭に浮かびますが、
もし「人生相談回答者」という職業があるならば、
この明川哲也さんの右に出る人はいない。そう強く思います。

この人の書くものは、すごく味があって面白くて心に残るのに、
その実績にくらべてあまり知名度がないのが(失礼)、残念でなりません。
過去にたくさん本は出しておられるのに、
本屋さんに行っても、ほとんど並んでいない。
仕方がないから、新聞を大切に切り抜いて、ことあるごとに読み返しています。

「知名度がない」というのには、ひとつ大きな理由があって、
この方、バンドをやったり、本を書いたり、ラジオで人生相談をやったり、
いろいろな活動をされているのですが、名前をしょっちゅう変えるのです。

ドリアン助川、TETSUYA、明川哲也…、これ全部、同じ人です。

初めて存在を知ったのは学生時代、
まだ「叫ぶ詩人の会」というバンドで、ドリアン助川という名で髪を逆立てていた頃。
インタビュー記事を読んで、その言葉と文章からにじみ出る人柄に、
へーっと思ったのが最初です。

以来、名前が変わるたびに少々とまどいながらも、切り抜きはずっと続けてきました。
なぜなら、名前や肩書き、ときには風貌が変わっても、
この人から生まれる言葉の温もりは、ぜんぜん変わらなかったからです。
それが一番、よくあらわれるのが、人生相談。

今日、ホームページを拝見したら、なんと今は道化師のかっこうをして(!)
「アルルカン洋菓子店」という二人組で、音楽活動をされているようです。

…またちょっと、とまどってしまいましたが、
それでもきっと、次回、この人が回答する「悩み相談」は切り抜いているはず。

何かのときに読み返したくなる大切な言葉が、またひとつ、ふえていくはずです。


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