銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

雪ふる忘年会ツアー

2009年12月19日 | のほほん同志Aの日常
2日前の夜。
「明日は大雪です」というニュースに動顛し、おろおろ。
というのもその日、銀のステッキ旅行では忘年会ツアーを予定していたからです。

ふりかえれば今年の春、右も左も分からぬまま、
旅行会社を立ち上げようかという夢物語から出発し、
暑い夏の日にようやく開業にこぎつけた「銀のステッキ旅行」。
そんな2009年が暮れようとしています。

「どんな年末になっているんだろうね」
節目節目で思い描いたその開業年の終わりを、
なんとか無事、お客さまとともに笑って迎えられることになりました。
その大切な忘年会ツアーです。

行く先は京丹後、
カニをただただ食べに行くという、まさに忘年会企画。
いつも添乗はひとりですが、
この日ばかりは我々もスタッフ2名でご一緒する予定にしておりました。


夜のニュースでは、日本海一帯の天気予報は、もちろん雪マーク。
太平洋育ちですから、雪には慣れていません。
雪が積もれば学校は休校、子どもたちは雪合戦。
えーっと道路は…どうなるの??

実は以前に、大雪のため中国道が通行止めになり、
宝塚から広島まで下道を通って大渋滞のなか添乗した経験があり、
その悪夢がまざまざと脳裏によみがえってきました。

きっと高速道路は通行止め。
久々にカニをたらふく食べられる…
いえ、お客さまと楽しいひとときを過ごせると楽しみにしていたのに。
明日のツアーは中止か、と、ひとりガックシしているなかに
日本海育ちの先輩からは矢継ぎ早のメール。

「車内でお茶配るから紙コップ用意しといて」
「家に紙皿ある?」
「皆さんにカード書いてね」

なんとのんきな…!
それより道路状況、きちんと調べといて下さいよ!!

ひとりやきもきしながら迎えた当日の朝。

出発前の車内で、心配顔なのはなぜか私だけ。

「暖かい車内から雪見なんてサイコー」
「人に運転してもらって、っていうのがいいのよね」
「雰囲気出るよね~」

と、お客さまものんきに紙コップでお茶を飲んでおられます。

結果は…

トンネルを抜けると雪国でしたが、
きれいに除雪された道路をバスはスイスイ。
日本海の方々、さすが雪慣れしておられる。失礼しました。


暖かいバス車内からの雪見と、
荒れ吹雪く日本海を眺めながらのカニ、カニ、カニ…。

サイコーでした!


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