花火の記憶

銀ステで初めてご案内した長岡の花火大会

ご一緒したスタッフもいつになく、
いえ、いつも以上に気をつけて
手配をしていたように思います

自称、花火好き

うらやましい、そう堂々と言えるのは・・・

なぜなら、花火が嫌いって方、そう多くないのでは？
夜空に輝く、ひとつの大輪のアートです

好き嫌いってあるのかしら？
たいがい好きだと思います

それなのに・・・私は好き、いえ嫌い

トラウマのごとき私の添乗記憶

初めて、長岡の花火大会の添乗に出ました
もう10数年前
添乗業務を初めて、1年目のことでした

もちろん暑い日
何より・・・途中の高速で事故渋滞に見舞われ
これは不運としか言いようがないのですが・・・
予定より随分遅れて到着した会場は

まさに地獄でした

すでに暗闇
しかも駐車場から会場までは遠い
道は、わからない
大人数のため、まとまらず
ましてや、若造（当時）の私の言葉など伝わらず・・

皆さんが、おもいおもいの行動に走られました

その時、私がお連れしたお客さまは、
バス満席の４８名様

予定外の事故渋滞があったとしても
私の案内が不十分だったからでしょう

旗を立てて、駐車場から会場までの道のりは、
確かに長かった

そして、会場で点呼した時・・・
ハイと答えて下さったのはわずか十数名

はい、48人中ですよ

この仕事で、過去最高に真っ青になった瞬間です

地元のヤンキーに絡まれ、
汗だくになって、お客様の行方を追いました

長岡の花火の真骨頂
特大のしだれ花火が上がる頃も、
見失ったお客様を探し、途方にくれていたことを
今も、鮮明に思い出します

その私の背後に天下一の花火が
どど～んと上がり続けていました

もちろん、事後のアンケートは、過去最悪の評価でした

それ以前に、深夜、バスでお客様をお迎えした際、
かなりの方々から罵声を浴びました

「何してんねん！役立たず！！」

皆さんにとっても、すごい人出、暑い、しかも案内不足
随分、迷われて、へとへとになりながら
駐車場に戻られたわけで

怒りが頂点に達したのも想像がつきます

へこみました、かなり

それ以降、私の花火嫌い
（あくまでも仕事上）が定着しました

今回、長岡の花火大会に出た添乗員は・・・・

「やっぱりすごかったですね、日本一のうたい文句も
うなずけました！」
意気揚々と報告がありました

花火大会は・・・正直、まずは怖い目にあって
安心・安全の旅が確保できる

これは間違いありません

ですから、「大曲花火」「諏訪湖花火」「土浦花火」
人気の花火大会ですが、
皆さん、安心してご参加下さい

少なからず、痛い目にあいながら、（私がですよ！）
今の行程を良しとしてご案内しています

さあ、次は、銀ステ夏の定番「大曲の花火」で
皆さん、夏を締めくくりましょう！！

もちろん、私は添乗しませんが・・・

■８月２２日（金）～２４日（日）
観覧席の関係で、残席１です！
銀ステで5回目を誇る、夏の定番企画です
ぜひ、ご一緒ください



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