好きこそ物の上手なれ・・・かな？

だいたい、旅の最終日
お客さまから、
「大変でしたね、お疲れ様でしたね」
そう、お声をかけられます。

「いえ、全然」
たいがい、そうお答えします。

すると、これ又たいてい
「またまた～」となります。
（本当に平気なんですが・・・）

でも、今回は少し違いました。

東京へ美術館巡りの旅。

途中参加、途中離反、大歓迎！
なんてうたっているせいか
入れ替わり、立ち替わりメンバーが変わる、
いつになく面白い現象の旅でした。

東京という土地柄、ご家族、知人に会いたい、
そんなご希望もあってのことです。

でも、基本はいつもの銀ステツアー。

もちろん人並みに疲れはありましたが、
「楽しかったな」が先立ちました。

そこへ、毎度のお声、
「大変でしたね」

「いえ、いえ」

その後に続く一言がいつもと違いました。

「だって、好きですもんね、あなた」

ここで、添えられるのは、普通
「旅行が」となるのですが、

この方は、違いました。

「だって、好きですもんね、あなた・・・・
仕切るのが!」と。

あ～まさにご名答！！

そうなんです、
私、仕切るのが好きなんです。

自分でも笑ってしまったのですが、
久しぶりに東京で会われた身内の方は
とても親切でやさしくお客様に接しておられます。

それなのにあかの他人の私の方が、言葉もキツク
厳しい対応・・・。

サービス業で、しかも相手はお客様なのに・・・。

なので、私、添乗先でストレスを感じることは皆無。
多分、ストレスなんて単語を出した時点で
ご一緒した皆さんからは、
「何を厚かましい」
「こっちが気を遣ってんのに」
と叱咤されそうです。

どうもすみません。

私も気を遣って、ドキドキしながら添乗していた時代も
確かにあったんですが。
どこで、どう間違ったのかしら。
いや、そもそも間違っているのか？

好きだからこそできる仕事。

しかもそれは旅ではなくて・・・・

ずばり、その真意を言いあてられて、
ますます、私、増長しそうです。

たかが三日ぶりの事務所。
たまりにたまった机上の書類を見る方が
よほどのストレス。

あ～早く旅に出たい！！

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