熊本県って、こんなに広かったっけ?が私の感想
熊本県、というと、まず思い浮かべるのは「熊本城」、そして、「くまモン」?
でも今回は、その二大メインをはずして熊本県を訪ねました
一番の目的は、12月14日に極大を迎えたふたご座流星群の観察
周囲に何もなく、真っ暗な闇に包まれ、空気が澄んでいる星空観測に適した場所・・
と探して見つけた場所が、阿蘇をこえて、久住高原(ここは実は大分県、熊本のほぼ県境)
ホテルを一歩出ると、180℃の星空が広がります
星空観測のおにいさんが、「こんなに流星群を見られたのは、何年ぶりでしょう!」
と興奮するぐらい、1時間にあっちこっちと流れる流星に
願いを次々とたくしました
流れ星、なんて1つでもなかなか見られる機会はありませんが、
さすが流星群、そして、さすが久住
市内から3時間かけて来た甲斐がありました・・それにしても遠い!
もうひとつの目的は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のひとつ、
熊本県で唯一指定を受けた「天草の﨑津集落」
漁村特有の生活や生業に根差した身近なもの
(アワビの貝殻の内側の模様を聖母マリアにそれぞれ見立てるなど)を
キリシタンの信心具として使うなど、漁村特有の信仰形態が特徴
この教会を見に来られ、そのまま帰っていく方が多いそうですが、
教会自体が世界遺産ではなく、崎津集落全体が世界遺産の指定を受けたのだと
ガイドさんが力説してくださいました
そして私たちも、集落を歩き、資料館も見学し、
この地でキリスト教を守り抜くことがどれだけ大変だったかを肌で感じました
美味しそうな地元のお菓子もたくさん
その当時は、人口の内7割の村民ががキリスト教を信仰していたそうですが
今は、人口減少が進み、キリスト教を信仰している方はわずか3割だそう
禁教時に信仰を守り抜くことは大変だったに違いありませんが、
これからが本当のたたかいかもしれません
その他、阿蘇火口の見学へも
火口を覗き込んでいると、突然サイレンが!
「危険情報発令!ガスが急に発生しました、直ちに避難してください!」
その後は立入禁止
間一髪見学できて胸をなで下ろすみなさん
今日の阿蘇山は元気いっぱいのようでした
この寿司を食べるためだけに天草に再訪したい!
皆さんの眼が一番輝いたのは、この時でした
きびなごが絶品、全員追加注文
熊本県のほんの一部を巡っただけでしたが、
それでも何でしょう、この充実感
でも、阿蘇を走っていると、まだまだ地震の爪痕が残っていました
阿蘇火口へ行くロープウェイはまだ壊れたまま
地獄温泉、垂玉温泉のあたりから湯気は上がっていましたが
旅館の営業の再開はまだ目処が立っていません
「熊本城にはたくさんの支援が集まるんですが、熊本城以外はどうも忘れられているみたいで…」
と、案内してくださったタクシーのドライバーさん
「でも熊本県は、来年の大河ドラマ「いだてん」のロケ地にもなりましたし
今、熊本駅が工事中で、完成したら九州で一番大きい駅になる予定ですから
また来てくださいね!」と
これからも 気になる!くまもと県です
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