たまたまTVで全日本フィギュア大会にチャンネルがあったもので、
「あ、高橋大輔出てる」となり
ちょっと見ることにしました。
リタイアから復帰となると、どれだけの年齢と思いきや、
まだ、32歳。
と、これもひと昔前なら、中年レベルでしょう。
でも、今の世の中、30代って、若い!という印象。
食事も、トレーニングも、最先端システムで、
人間のパワーキャパは、劇的に変わっています。
うちでお世話になる税理士さんも、
40代を目前に、何やら若さへの執着めいた言動・所作があったのですが、
えー全然若いでしょう!
男性でも、世代の移り変わりに憐憫があるのですね。
いつだったか、水上勉か松本清張の小説で、
吹き荒ぶ日本海の海岸線を歩く老婆のくだり、
背を丸めと、確かに表現されていました。
その老婆が40代であったことを後に
驚愕したものです。
でも。
時代は変わりました。
先日、感謝祭でお隣になったお客様。
来年、90歳になると仰いました。
いつもおしゃれで、目も良いのに、カッコいい伊達メガネ。
「もう身体のふしぶし痛くって、しんどいわ」
と、言いながら、
「なんか、私、オリンピックまで行けそうな気がしてきたわ」
ふぇっ。
ステキ!
ちょっと前なら、
「私、いくつに見えますか?」と、80代のお客様。
「実は、、、」と、少し嬉々と声高に。
「えー見えない!?」と、お愛想なしの感嘆の声が上がったものです。
残念ながら今は、80代では、この会話は、成立しません。
うっかり言おうものなら
「私は、90歳よ!」の返り討ちにあうことになりかねません。
だって、人生100年時代に突入ですもん。
そうだ、思い出しました。
ゴソゴソ、本棚を検索して、、、
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『青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで、人は老いない
理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、
こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、
精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
年は七十であろうと十六であろうと、
その胸中に抱き得るものは何か
曰く「驚異えの愛慕心」
空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、
事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、
人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大そして
偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる 』
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この歳で、まだこんなことやってていいのかなぁ、と
ちょっとジレンマになることがあったのですが、
かの松下幸之助氏も座右の銘にしたという、
サミュエル・ウルマンの「青春」を読み直してみて、
ふーん。
ー青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方ー
ってやつですね。
ヘーい。
親愛なる税理士さんへ捧げます。
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