銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ユニバーサルツーリズム in 丹波and丹波篠山

2020年01月24日 | Hの生きる喜び、それは

平成27年から兵庫県が積極的に取り組んでいるユニバーサルツーリズム
高齢社会が進む中、だれもが気兼ねなく参加できる旅行の普及、促進に努める事業です

重要なことは、受け入れ拠点(観光地や宿泊施設など)、旅行会社などのサービス提供者、
NPO福祉法人などの、情報連携やネットワークの充実です

・・・と、言葉にすると薄っぺらくて言っている自分が恥ずかしいですが
では、実際にやってみよう、動いていこう、ということで、
招聘ツアーが開催され、銀のステッキも参加してきました

今年の拠点は丹波地域(毎年変わります)です
車いすモニターの方も参加して、生の声も届けてもらいます

車いすのまま乗降できるリフトバスで出発

リフトバスにはいろいろなタイプありますが、このバスは車いすのままで2台乗車可能
このバスがあればありがたいですが、保有台数が少ないため、
観光シーズンは確保が困難

では、バス旅行はあきらめざるを得ないのか、というと、そうではなく、
例えば介護タクシーを1台手配して、普通の大型バスと連なって移動することで不可能が可能になります

これが、ユニバーサルツーリズムの大切な考えのひとつ
「ハードが無理ならソフトで補う」

車いすで上がれない階段があれば、人が手助けする
自動ドアがなければ、誰かが戸を開けてあげる
これができないなら、違うパターンでできないか考えてみる、ということ

柏原の街並みを散策したり

丹波焼の絵付け体験をしたり

刻み食の用意をお願いできない食事施設であれば
はさみ1本あれば、刻めるので食べやすくなります
そう、ぼたん鍋でも!

旅館によっては、車いすで畳の部屋には上がらないでください、と言われることもしばしば
今日のモニターの方は、手作りのタイヤカバーを持参(販売もあるそうです)
これならどこでも車いすで移動できますね

大浴場に、このようなシャワーキャリーがあれば嬉しい
車いすから移乗して、このまま身体を洗ったり、できます

でも、県下でもシャワーキャリーを備えている宿泊施設はごくわずか
そんなときは、福祉用品のレンタルでまかなえる場合も多々あり、あきらめることはありません

篠山の「新たんば荘」さんにお世話になりました
決して新しい宿ではありませんでしたが、施設や設備の足りない部分は、人の手で補えることがほとんどでした

最後は全員で意見交換会

現状の問題点、逆に、こんなこともできるんだ、ということも分かり、実りある一日でした

今後も、銀のステッキとしても、ユニバーサルツーリズムに積極的に取り組んでいければと思っています

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◆日帰り旅行◆

1/29(水) 天然クエ鍋 あんどん 決定!
1/30(木) 明智光秀の福知山  満席!
2/7(金) 水月湖と年稿美術館(日程変更しました

◆宿泊旅行◆
2/9(日)~2/11(火・祝) 男鹿のなまはげ 決定!
2/14(金)~2/15(土) 世界らん展とルネ・ラリック展

その他、多数ツアーをご用意しております。
ご希望の方にはパンフレットを送付させていただきます。

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com  

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