「1000年の歴史に終止符」
えーーっ(最近このフレーズ乱発気味)
でも、自ずと出てしまう素直な声よ、今日この頃。
今回は、、、
黒石寺の『蘇民祭』のお話し。
日本各地にある祭りごとの奇異に惹かれて?
自然崇拝的風習とか民俗学に心奪われがちの嗜好。
いつかはこの目で見てみたい、そう思っていた最たるが
ここ最近メディアに取り上げられた『蘇民祭』
確か数年前だったように。
祭りのポスターが、賛否の標的、
SNSなる世間体がまかり通り始めた時期にも当たって、
裸の毛むくじゃら男衆がダメ出しを受けたんですよね。
捕鯨が世界から攻撃を受けたように、
その国たる文化的なこともグローバル化推奨の標的なんですか?
なのにちっとも平和にならないのはなんで?っとこれは余談か。
万博の民ぱく好きとしては絶対行きたいと思って、
かつてツアーで計画するも全く反響なく。
それもそのはず。
2月の東北、しかも夜の祭り。
雪がちらつく中、わっしょい男衆の裸祭り?
違います、熱き神事です。
多勢がふんどし一丁で、冷水浴びて、たった一つの神木を争奪する。
目的は、厄除けと五穀豊穣。
とはいえ、観光客としては、
よほどの覚悟がないと、立ち見で見物したいとはならないですね。
ツアーにならないなら、個人的に行こうと思いつつ、
ああ、これも世の常ですね。
まさかの突然の終焉。
チャンスを逃しました。
コロナもあって各地の祭りごとは、
後継者不足で継続が苦しい状況とききます。
でも、そもそも祭りごとは神様に奉納することが起因。
人間にはどうしようもない事への畏敬の念があってのこと。
ならば、世の中がこれだけ変わっても、自然には敵わない。
島国日本は特にそのこと、自然の脅威との共存で成り立っているとを、
最近もまざまざと知らされたばかり。
神様への奉納という名のもと、
どう考えても奇異なことに、人間が、いい大人たちが、
一心不乱に同じ目的に突き進む姿。
滑稽ですよね。
でも飾らない姿だからこその祈りなんですよね。
AIが席巻する世の中でも、
人間様、いえAI様にも、どうにもならないことがある。
心の平穏に、必要なこと。
先人が続けてきたことには意味がある。
それも1000年も!
『蘇民祭』終焉のニュースは、先日の山の上ホテルと同じく、
時代閉幕の寂しい出来事でした。
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2024年 2/27(火)〜2/28(水)
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