銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

冬の四万十川と、雲の上のまち梼原

2024年02月08日 | Hの生きる喜び、それは

よし、タイトル素敵!

と、ツアーを企画した際は、意気揚々

でも、その日が近づくにつれ、
冬の四万十川って? 雲の上のまちってどういうことかしら?

と、いつものように、頭に「???」を抱えながらの出発
これではいけないのですが...

でも行って分かりました
タイトルに負けないくらい、素敵な旅だったんです

まずは、冬の四万十川
地元の方は、「冬の四万十が一番美しい」と仰います

キラキラと陽光に輝くでもなく
川底まで澄み渡るわけでもなく

どこまでも深い色

大海のような静けさが漂います

増水時に、川に沈むように設計された沈下橋こそ
四万十川の風景です

上流へ、上流へと、沈下橋をたどって四万十川に遡って源流付近を目指しました

四万十市の菜の花畑

あの山を越え、この山を越え、私たちはいつしか雲の上のまち、梼原へ

ここは!?

世界的建築家、隈研吾さんの建築物、雲の上の図書館です

こんな洗練された建物が、梼原という小さな町に集結しています

梼原総合庁舎

雲の上ギャラリー

隈研吾の原点、古い芝居小屋ゆすはら座

この建物に出会ったことから、隈研吾と梼原町の長い交流が続き
その縁がきっかけで、多くの隈研吾作品が梼原町に存在するのです

つまり、「隈研吾」という偉大な人物の物語は
この高知県山間部の小さな町、ゆすはら町に出会ったことから始まったのです

急に壮大な旅になってきました

その日宿泊した、四万十源流の宿 せいらんの里は
その隈研吾作品を彷彿とさせる、木の香りたっぷりの小さなお宿(全6室)

大根天日干し

お宿の裏には、四万十源流の流れ

地元の女性たちが共同で経営するお宿で
地域の魅力や美味しいものを発信

皆さん一生懸命で、おもてなしの心と笑顔がいっぱいで
もちろん美味しいものもいっぱい

部屋にテレビがないのがまた良くて、
四万十川の流れが聞こえるか聞こえないかぐらいの静かな夜
ぐっすりと眠れました

雲の上のまちに別れを告げて、最終日は、
牧野富太郎博士のうまれた、佐川町へ

あの、お花が満開でした

皆さん、テレビではご覧になっていましたが
実際の花がこんなに小さくて可憐な花だったなんて、と驚いておられました

バイカオウレン(梅花黄蓮)です

↑ ユキワリイチゲ(雪割一華)
ネーミングが素敵です

桜の花も咲き始め

ちょうど、関東では大雪で寒波到来の頃でしたが、高知はさすが
季節のめぐりが早いですね

大好きな文旦の季節でした

〆は佐川町の老舗でうな重

 

今回の旅の目的は、皆さまそれぞれにあったようですが
何度も高知が好きで参加されているお客様からは

「高知の山方面は何度でかけても、素敵で大好きな場所です!
一番は沈下橋の辺り
初めて舟に乗れたことです」
とメッセージをいただきました

追記/

今回の旅では、四万十川で屋形船に乗りました

雨でどんよりしていて、私は「晴れていたらもっときれいだっただろうなあ」と
残念な思いが先だったのですが、先のお客様は
「四万十川がこんなにきれいとは思わなかった!」
と何度も仰って感激されていました

その風景が、私は今回の旅で特に印象強く残っています

 

◾️銀のステッキではツアー時に募金箱を設置しております。

 ご協力をよろしくお願いします。

 

◼️北陸へ行こう!氷見の寒ブリと五箇山雪景色【再設定!】

2024年 2/27(火)〜2/28(水)

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