このたび添乗がまわってきたのは、「あをによし」
近鉄でデビューした話題の特急「あをによし」に乗って、京都へ行くというもの。
慣れない京都です。
前々日には迷路と化した京都駅のなかで迷子になる夢まで見て、
ちょっとびびりながら迎えた当日。
まずは大阪難波駅から、とりあえず無事、電車に乗りこんでほっと一安心。
4両の車両に、座席数はわずか68席。
チケットが争奪戦となるのも、ムリありません。
広々ゆったりシートに身をうずめ、そこで、あれ…?となりました。
あをによし、あをによし…。
あをによし、って、たしか奈良の枕詞じゃなかったっけ?
なんで、大阪から京都へ行く電車なのに、「あをによし」なんだろう??
奈良、関係ないやん。
その疑問は、すぐに解けました。
なぜなら、車掌さんのアナウンスで、
「次の停車駅は やまとさいだいじー」と聞こえたから。
え? 大和西大寺ってたしかあの場所、奈良のはず…と思っていたら、
景色は平城宮跡、朱雀門、そして、、。
この日、知ったこと。
イコール、乗るまで知らなかったこと。
「あをによし」は、大阪難波→奈良→京都 とつなぐ電車でした。
そして、奈良と京都が、案外、近いということも。
さて、この日、いちばん記憶に残ったことといえば、あるお客様の発したひとこと。
お話しするなかで、あちこちお出かけの多忙ぶりに驚くと、
「知らないというのは、イヤなんです」
そうはっきり仰いました。
・
・・・かっこいい!
ほんと、この年になっても知らないことばかり。
まぁ、世界がとても複雑に成りたっている以上、それはやむをえないとしても、
知らないでよしとしてしまうのは、恥ずかしいし、カッコ悪いし、もったいない。
と反省し、そのあとの鉄道博物館で、しっかり勉強してきました。
この日は、貨物車両が到着したということで、このフィーバーぶり。
それにしても、大量輸送を大きな武器として発達した歴史をもつ鉄道が、
今や「あをによし」は、「席数を可能な限り減らしたゆったり感」が売り物。
時代は、変わりました。
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