安 曇 野 天 然 温 泉 宿   心やすらぐ森の宿・ノーサイド  

天然温泉付きの宿を営みながら、田園生活・スローライフを満喫する私達

安曇野の宿から・田舎暮らし25年目の本音6

2013-04-05 14:44:55 | ロングステイ

さて、田舎に家を建てたりリフォームする時、まず近隣の方にご挨拶は欠かせません。
ご近所付き合いは初めが肝心。暖炉をつけたら、後で煙やすすが迷惑だと言われ、飾り物になったという人もいます。新築の、それも素敵な家ほどねたみを買いやすいものです。最近はすすのほとんどでない暖炉もありますので、そうしたことの配慮も設計段階で必要かもしれません。
また、ソーラーパネルなどを設置する時も、反射光がまぶしくて、訴訟沙汰になっている例もあるそうですので、周囲の環境をよく考えたほうが良いでしょう。
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安曇野の宿から・田舎暮らし25年目の本音5

2013-03-02 12:07:44 | ロングステイ

さて、前回は土地探しの難しさについて述べましたが、今回は仮住まいの試みをお薦めします。どちらかというと時間に余裕のある方向けですが、最近地方自治体で、古民家の空き屋賃貸を斡旋してくれることもあります。
とりあえず賃貸で長期間暮らしてみると、その地域への相性がみえてきますし、土地探しも腰を据えてできます。
もし、
借りた古民家が気に入れば、買い取って自分なりにリフォームして暮らせるケースもあるでしょう。
最近、格安で売っている古民家もみかけますが、古民家も千差万別。必ず現地でよく確認することです。特に水回りのリフォームは必須であることが多く、古さや不便を楽しみながら暮らせる人でないと、後悔することも・・
しかし、古民家には立派な梁や土壁など、現代では手に入れることができない素材を使っているものもあり、それが心安らぐ空間にもなるのです。

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安曇野の宿から・田舎暮らしの本音4

2013-02-27 18:34:24 | ロングステイ

さて、住みたい地域が決まったら、土地探しです。一番早いのは大手の分譲地を購入することです。情報も得やすいですし、道路や水道などの問題もありません。しかし、その場所や価格が必ずしも希望沿うものとは限りません。私達は恐ろしいほど幸運だったのですが、地方における土地探しはとても難しいのです。

 まず、不動産業者が必ずしも良い物件を
勧めてくれるとは限りません。建設会社が関連している場合も要注意です。
土地が異常に安いときは、建物を建てる時に土を入れ替えねばならなかったり、公道への道路に問題があったり下水道の整備必要だったりすることが多いのです。
 さらに、前回までの検討事項をふまえ、日当たり等、立地を検討します。車の免許がなければ、公共交通機関の近く、日当たりの良い所は風当たりも強く、建物の外壁も消耗します。庭木はあっという間に伸びるので、こまめな手入れが必要です。林の中は涼しいですが、日当たりは今ひとつなので、農業には向きません。持病のある人は病院へのアクセスも考えねばなりません。すべてに完璧な土地はありませんので、自分の求める部分をよく考えて決めましょう。

 田舎で良い土地を探すには、その土地に知り合いがいなければ宿泊施設、飲食店信頼できる人間関係を築くことが大切です。ある程度の経費がかかりますが、長い目でみれば、結局最初が肝心ということになるでしょう。
 その人が信頼できるか否かは自分の判断になりますが、たまたま入ったお店で、良い土地がある、と言われても、安易に飛びつくことはいかがなものかと思われます。もちろんそれが良い物件である場合もありますが、「早く手付けをうたないと売れてしまう」と、あおるようなら要注意。見ず知らずの人間に、なぜそこまで親切にするのか疑ったほうが良いかもしれません。

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安曇野の宿から・田舎暮らし25年目の本音3

2013-02-14 19:30:14 | ロングステイ

さて、田舎といってもいろいろな特徴があります。どこか良い所、という探し方ではずっと決まることはないでしょう。まず、自分の体質が暑いのが苦手か寒いのが苦手かを考え、次に何をしたいか、どういう趣味があるのか、といったことを検討します。もちろん持病のある人は病院へのアクセスを第一に考えるべきでしょう。
暮らしやすい地域として物価の安さも大切ですが、暖房費のかからない温暖な海沿いの地域は潮風の影響で家電製品や車の耐久年数は通常より短いですし、寒冷地は夏は涼しくても冬の暖房費は経費にきちんと組み込まなければなりませんから、都会に比べて生活費が大幅に安くなるとは限りません。どこに経費をかけても良いか、という価値観が問題になります。

都会にでる機会が多いのか、カラオケやスナック通いは欠かせないのか、農業がしたいのか、山登りがしたいのか、マリンスポーツが好きなのか、室内でごろごろするのが好きなのか、自分や連れ合いの趣味、性格をよく検討します田舎暮らしを検討することは自分をみつめなおすよい機会です。

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安曇野の宿から・田舎暮らし25年目の本音2

2013-02-03 07:43:20 | ロングステイ

さて、気候の問題の次が、地域の人間関係。私達が選んだ地域は、たまたまそれほど苦労しない場所でしたが、地域によってはいろいと義務の多い場合もあります。
例えば伝統的な祭りのある場所は、その祭りに関する決まり事は絶対で
、中には「あそこの地域は大変だから娘を嫁がせるのは可哀想」という親御さんもいるとか。また「隣組」という行政組織の下請けと、親睦のため町内会中間のような不思議な組織に加入を強制されることもあり、加入しなけれは出ていってもらう、という過激なケースもあったということです。
そういう負の事情はメディアやお役所の窓口では決して見聞きする事はできません。しかし楽しい田舎暮らしが、人間関係のストレスで台無しになって病気にでもなったら本末転倒です。

地元に人によっては、一時滞在の人と、そこの住人となって利害を共有する人への対応が大きく異なる場合があり、これは洋の東西を問わないことかもしれません。

人口密度が低いほど人間関係は密になるケースが多々あること、自分の住みたい地域と自分の性格を考え、もし問題が起きた時解決する術を充分心得る事が大切です。
そして、その土地で信頼できる人と充分コミュニケーションをとって、そのあたりの事情をよく吟味するか、一時的にでも長期滞在してみることが将来大きなツケを払わずに済む方法かもしれません通り一遍の付き合いでは、その土地に暮らす人から本音を引き出すのは難しいものです。

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