和食は日本が誇る料理文化です。御連泊のゲストのために昨年から夏期連休以外の月・水に和食のコースをお出ししています。これが意外!に好評で、「いっそすべての日に和食にしてしまおうか」とさえ思います。でも和食は器が多いのでちょっと無理そうです。ある日のメニュー
*山芋寒天
*合鴨ロース・大岩魚の刺身・焼南瓜・穂高インゲン芥子和え
*焼き茄子と新生姜の吸い物仕立て・鴨味噌田楽
*岩魚の塩焼き・酢の物
*筍ご飯・味噌汁・香の物
*季節の果物
ナショナルジオグラフィックという雑誌でクジラの口臭の記事を読みました。(本題は口臭ではないのですが)大量のおきあみを食べた後のクジラは口臭ですぐわかるというのです。
人間の臭いの元もやはり食べものかと思います。良くない食べものは悪臭の元になります。特に粗悪な油分には注意しましょう。臭いは、消化器系の疲れや病気もサインでもありますので、消すことだけでなく、体調を見つめ直す機会にしたいものです。
蒸し暑くなってきました。涼しげなインテリア・小物はいかがでしょうか。当館のゲストでとてもお洒落な絵手拭いや小物を売っている方がいらっしゃいますので一度hpをご覧になってみて下さい。当館のオリジナル手拭いを作っていただいたこともあります。お見舞い、外国人のお客様へのおみやげ、お盆・お正月に和の演出をしたいときなど、とても重宝します。写真は当館オリジナル手拭いの絵柄の一部
http://www.artsou.co.jp/
先日御常連の素敵なゲスト2組のご夫婦がお越しになりました。会えばついこの間顔をみたかのように思えます。ワイン好きのゲストとは特に盛り上がり、楽しいひとときを過ごさせていただきました。当館で一番自慢なのはゲストの人達かもしれません。
女優の岸恵子さんのインタビューをみました。後期高齢者になられたのにいつまでも美しくて香気(高貴)高齢者のようです。(厚労省さん、この字の方がよくありません?)その中でご夫君だったイブ・シャンピ氏の言葉で「復讐とはさめてから食べる料理」というのがあったそうです。彼女はそれには2つ意味があり、煮えたぎり熱いうちに食べようとすると火傷するので、時期を待つ。そして冷めた料理はおいしくないのでもう食べない、ということではないかと話しておられました。
つまり、頭にきて仕返しをしたいと思った時はすぐに実行せず「もっとじっくり策を練り思いっきりひどいダメージを与えてやる」と思うことで怒りの矛先を計画に変え、やがて時がたてば怒りも静まり、「こんなつまらないことに時間と労力を費やすのはやめよう」ということになる、ということでしょう。さすが哲学の国フランス人の考え方は素晴らしいですね。
life is very short. 人生は短いのですから。