碌山美術館に「女」という彫刻があります。
これは荻原碌山が、中村屋の創業者でもある相馬夫妻の夫人・黒光をモデルに作成したもので、碌山の彼女への思慕がこめられているともいわれています。
両膝をつき、両手を後ろ下に組み、顔は天を仰いでいます。ふとそのポーズを真似てみると、肩こりに効くような・・
もしかしたら碌山は、仕事に疲れてそのような格好をしている黒光をみて、この彫刻を思いついたのではないのか、などと思いがふとかすめてしまいました。
真偽のほどはわかりませんが、芸術は意外なヒントから生まれることもあるので、あり得ないこともないかと・・
真似をするときは体を痛めないようくれぐれも気をつけて・・
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きょうは月がきれいに見える日だそうです。
古の人達は、月をみながら様々に思いを馳せ、秋の夜長に静かなひとときを過ごし、暑い夏の疲れをゆっくり癒していたのでしょう。
太陽は活力を与え、月は静かな癒しをもたらすような気がします。どちらも生き物にとっては大切ではないでしょうか。
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涼しくなり、温泉が心地よい季節となりました。
当館にいらしたとき、温泉の後ご自分でのマッサージをお試し下さい。
認知症やストレスを軽減するマッサージもあるようです。下記をご参照下さい。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110831.html
折角の機会ですから、自分で体のツボ探しをしてみると良いのではないでしょうか。ただし、特に持病のある方なども含め、くれぐれも無理はしないでください。
岩波新書の「ぼんやりの時間」という本を読みました。
ぼんやりするのは心の休息であり、良質の仕事や生活にはぼんやりが欠かせない、という趣旨です。日本人はとかく不眠不休、休日返上を礼賛しますが、ぼんやりをもっと大切にしたほうが、仕事のミスも減り、医療費も削減出来ると思います。
特に野性の源である温泉に浸かってぼんやりするのが、とても効果的だとか。現代でも「湯治」の効果は必要なようです。
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