最近話題の牛肉のお話。生肉は本当に信頼できるお店で食べなければなりません。ユッケは簡単なお料理なので、むしろ行きつけのお肉屋さんで買って自分の家で食べるのが一番。その場合は塊の回りを焼締めてお酢を少し回したものを、刻んで食べると旨味も増します。季節の野菜や山葵、生姜などと一緒に食べるとなお良いですね。
ちなみに、「和牛」は特別に飼育されたブランド牛で等級がA5からA1まであり、A5が最高です。それ以外の日本産の牛肉は「国産牛」の表示となります。当館の特別料理はA5もしくはA4の個体識別番号を持つ和牛を使用します。
http://www.no-side.com
皆様こんにちわ。私は信州に暮らす日本鹿です。温暖化の影響で子孫繁栄しており、一見良いことのように思えますが、あまり私達が増えすぎると木の芽や山野草のエサが不足し、私達も人間も困ることになりそうです。だから皆様に食していただくのはとても良いことだとも思っています。私は山の草や木の実をたっぷり食べ、運動も栄養も満点です。しかも脂肪はほとんどなく(本当にお魚よりないんです)鉄分たっぷりで、とても健康的なんですよ。ノーサイドで使用されるのは地元の熟練猟師さんのワナ猟にかかったものなので、臭みもなくとても肉質の良い物です。(食べられてしまうのに自慢するのは変ですが・・)柔らかなローストや野菜たっぷりの特製ソースでの煮込みなど、評判は上々です。ラウンジには私の角が飾られてノーサイドの顔になり、私もちょっと鼻が高い今日この頃です。写真はアラカルトメニューの信州鹿のスモーク
皆様こんにちわ。私は信州に暮らす黒毛和牛と申します。きょうは少々自慢話をさせていただきたいと存じます。
私は生まれた時から名前に相応する個体識別番号というものをいただいて、信州の豊かな自然の中で大切に育てられ肉質によりA 1からA 5まで格付けされます。最上はA 5でもちろん私はA 5ですとも。
肉の断面は鮮やかな紅色にサシとよばれる脂肪が霜降りという名前そのまに、雪の結晶のように均一に美しくまぶされ、まさに食の芸術品といえます。その堂々たる風格を
前
にすると、ノーサイドの料理担当は緊張のためいつも手が震えています。ロースは柔らかな脂が舌の上で甘く溶け、赤身は肉の豊かな滋味が広がり、どちらも甲
乙付つけがたい味わいで私自身がそのおいしさを味わえないのが残念なほどです。私の好物はおからとりんごなのでアップルビーフとも呼ばれています。(稲わらは食べていませんのでご安心ください。)
最近はメタボリックなる言葉が流行っているようですが、綺麗にやせるには適度な肉や脂を採ることも大切と言われていますので、友人の信州鹿ともども、ぜひとも私をご贔屓にしていただきたく、ノーサイドともどもよろしくお願い申し上げます。 信州和牛より
写真は信州和牛のロースト