本を読んでいたら、こんな記述が目にとまりました。
「自分の時間の使い方をちゃんと考えたほうがいい。自分の時間が自分の人生の集積になるのだから」
当たり前のようですが、案外気づいていないことかもしれません。
梅雨入りしたとみられると予報が出てから1週間以上過ぎたけれど、
ほとんど空梅雨の気配濃厚の安曇野。
余りにも雨が少ない(少雨)の心配が出てきています。
雨がそこそこは降ってくれないと農作物への影響も出るのではないかと心配ですが
何事にもほどほどと言う匙加減がなかなか難しいようで・・・。
世の中便利になって、一昔前では考えられない体験をすることになった。
当館は夫婦二人で経営する最小零細事業の宿である。一応公道に面して
玄関へのアプローチも造ってあるし、公道に面して駐車場も整備してある。
だけれども別の公道に面して、人様の土地と土地の間に僅かばかりの
歩けそうに見える道があり、建物の裏手に繋がっている。
その空間は当施設のボイラー室の裏手に繋がり燃料貯蔵施設へも繋がっているけれど、
綺麗なお庭スペースとは決して思えない空間が広がっている。
現在、営業施設として車の通る公道等(私道は別としても)で舗装されていない道
(アプローチ)を通らなければ、駐車場へも入れないし、玄関アプローチへたどり着かないなどと言うことは、
殆どないはずである。
最近道案内と言えばナビである。どこに行くにもナビが頼りであり
ナビが指し示す方向が「正しいアプローチ」だと考えられている風潮がある。
そこで一部のナビが指し示す「みち」が下の写真の空間である。
幾ら自然豊かな空間の中に存在しているとしても、ここから入らなければならない所に
営業施設が存在しているとしたら、建物入り口までの空間は刈払などをして見通しを良くするのが
お客様をお迎えするマナーだと思う「常識」が、一部のナビには通用しないようで、
この写真の先が当施設と表示されるらしい。
無粋は承知の上で致し方なく迂回案内図を作成して、公道から見えるように設置させて頂いた。
何かとても心が寂しいし、早く撤去できることを願っている。