19年ぶりのゲストがご家族でお越しになりました。その時は生まれていなかった高校生のご子息やお嬢様を拝見すると、時の流れを感じます。覚えていて下さっただけでも感激なのに、なごやかな良いご家庭を築かれ、再訪して下さって本当に嬉しく思いました。皆様のご多幸をお祈りしております。本当にありがとうございました。
長く欧州にお暮らしの方のお話しを伺う機会がありました。たまに日本に帰ってくると、とにかく食べ物がおいしいそうです。特に野菜や果物の繊細な味に感激されます。確かに欧州の野菜は日本ほど手入れしていないものが多く、概して大味です。日本の農産物はある種芸術品といえるほど、美しくおいしいです。このおいしさを絶やさないためには、コストにたいする消費者の理解や後継者の育成が大切だと思います。
品の良い年配のご婦人とお子様達が、特別料理のご要望で宿泊されました。
とても和やかな雰囲気のご家族で、こちらまで癒されるようでした。私見ですが、本当においしいものが好きな人に性格の悪い人はいないように思います。逆に、ストレスが高く不満の多い人は、何を食べてもおいしくないでしょう。
当日のメニューです。我ながらおいしそう。誰か作って食べさせて欲しい(笑)
*西瓜のピクルスと枝豆とチーズのアミューズ
*信濃雪鱒と信州サーモンの取り合わせ
*自家製スモークのサラダ仕立て
*冬瓜のコンソメスープ
*信州和牛のロースト盛り合わせ
*季節の特製デザート盛り合わせ(桑の実&川中島白桃のシャーベット、安曇野産チェリーシフォンケーキ、川中島白桃&メロン添え)
安曇野は朝夕涼しくなっていますが、都会の猛暑は続いているようです。
夏バテしないようおいしく食べられるご飯を紹介します。
まず、夕食に冬瓜を薄味にたっぷり煮て、とろみをしっかりつけます。半分その日の夕食のために器に盛り、鍋の冬瓜に溶き卵に薄塩をしたものを混ぜて火を通します。(余熱で柔らかく仕上げましょう)鍋の冬瓜を冷やしておきます。翌日もしくは翌々日、水分控えめのお米にトマトとお醤油を入れて炊きあげ、熱いうちに丼に盛り、冷たい冬瓜の餡をかけ、好みの薬味をたっぷり入れます。焼き茄子を足してもいいですね。
この界隈ではありませんが、今年は山に作物がすくないせいか、あちこちの里に熊が出没しています。
きょうは駐車場に止めてある車(多分窓をあけていたのでしょう)のクラクションを鳴らした熊がいたそうです。飼い猫ではあるまいし、「ごはんまだ?」という意味ではないとは思いますが、何を考えているやら・・