安 曇 野 天 然 温 泉 宿   心やすらぐ森の宿・ノーサイド  

天然温泉付きの宿を営みながら、田園生活・スローライフを満喫する私達

安曇野の宿から・災害時の生活を考える2

2013-03-10 11:26:15 | 食・レシピ
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今回は節約についてです。

2節約の習慣

 日頃から節約の習慣をつけておくことは、無駄を省くことにもつながり、環境にも優しい生活になります。当たり前のようになっている生活習慣を一度見直してみましょう。

 調理器具・熱源の見直し

 停電になったとき、お茶も飲めない、ということにならないよう、電気に頼らない調理器具を考えてみましょう。電磁調理器、電気ポット、電子レンジ、電気炊飯器、気がつくと私達の回りは電気製品だらけです。今後は停電時の熱源として、カセットコンロやガスレンジの活用も考えた方がいいかもしれません。ただ、最近はガスレンジも電気制御のものが多いので、そのあたりの事情は、よく調べたほうがいいでしょう。

 電気ポットは大勢の集まりには安全ですし、便利です。しかし日常的に使うのをやめて、必要なときだけお湯をわかしてポットに入れるという習慣をつければ、電気の無駄もなくなります。

 電子レンジや電気炊飯にたよらず、圧力鍋、ダッチオーブン(大きな鉄鍋)等で調理するようにすれば、日頃の料理もよりおいしくなります。特に鉄鍋は、鉄分の補給に大いに役立ちますので一石二鳥です。

 また、無水鍋は野菜を少量の水で調理できますので水の節約に、保温鍋は、短い加熱で、汁物などの煮込みなどができますので、鍋自体の値段は高くても、長い目でみると燃料費の節約につながります。

 日常の節約

 食器洗浄機や湯沸かし器も停電時は役立たないことになります。そんなときはヤカンでお湯をわかして、食器を洗うようにすれば、洗剤も少なくてすみ、最後の仕上げに熱めのお湯をかければ殺菌にもなります。

 また、ときには夕食時にろうそくを使ってキャンドルナイトを演出するのも楽しいものです。ろうそくは火災の危険があるので、十分注意しなければなりませんし、特にお年寄りや、小さいお子さんの家庭には不向きです。しかし、燃えやすいものを片付ける等、日頃乱雑になりがちな部屋を片付ける、よいきっかけにもなります。

 その他使わない電灯の消灯、お風呂の時間をまとめる等の工夫も必要です。しかし、日常あまりに行き過ぎるとストレスにもなりますので、2週間に一度くらい、災害時を想定した節約生活を体験するようにし、日常取り入れやすいものから、習慣づけていく方が疲れなくて良いかも知れません。

 非常用のエネルギー源を持つ

 電気については、懐中電灯とセットになって、手で回すだけで携帯電話程度の充電ができるものから、車のシガーソケットに繋いで電源を取れるもの、ディーゼル型発電機のような大がかりなものまでいろいろありますので、それぞれの事情に応じて用意します。最近では小さい電池は充電式のもありますので、上手に組み合わせて用意すると良いと思います。 

 また、カセットコンロなども良いでしょう。ただ、こうした器具も、いざというとき、どこへしまいこんだかわからない、きちんと作動しない、などということがないように、最低年に一度は試してみたほうが良いでしょう。これらの器具を使用する時は一酸化炭素中毒などにならないよう日頃から利用のしかたに慣れておくことも大切です。

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安曇野の宿から・災害時の生活を考える1

2013-03-09 10:15:29 | 食・レシピ

もうすぐあの激甚災害から2年になります。そこで、改めて災害時に備えた生活を考えてみたいと思います。

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 災害は突然やってきて、私達の生活を根こそぎくつがえすことさえあります。それは誰も避けることができません。そしていたずらに災害を恐れるより、災害に見舞われても立ち直れる力を、日頃から蓄えておくことが大切だと思います。というと、何かとても特別なことをしなければならないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。災害に備えるということは、日頃の生活を見直し、改善していくことにもつながります。ここでは主に「食」を通して災害時に備えた生活を考えてみたいと思います。

1 災害時の食
災害時でも大切なのは食生活です。食は大きく3つに分けられます。「料理を楽しむための食」「とりあえず空腹を満たし、栄養を補給する食」そして「ともかく生き延びるための食」です。災害時に該当するのは、まさしく「生き延びるための食」であり、体力の消耗を防ぎ、できるかぎり栄養のバランスを取り、健康を維持するための食です。そのために必要なことはどんなことでしょうか。

① 日常の食品を見直す

今、家にある食品は調味料を含めどのようなものがあるでしょうか。家族構成、食習慣によっても異るでしょうが、共通しているのは「塩・砂糖」だと思います。まず、この塩と砂糖を良質のものに変えます。自宅待機、一時移転もしくは避難所生活になるかは、災害の状況次第ですが、どんなときも手近にすぐ持ち出せる必須栄養が塩と砂糖です。塩は体のミネラルを、砂糖は脳を含めエネルギー源となります。ミネラルウォーターの普及で、災害時でも水の補給は比較的容易になりました。「水・塩・砂糖」があれば、しばらくしのぐことができます。

良質の塩・砂糖は高価と考えがちですが、医療費や、加工調味料に比べれば決して高価ではなく、毎日摂取するものを大切にすれば、安価に美容・健康を維持できるのです。

その他に、良質の鰹節、昆布(とろろ昆布)、煮干しなど出汁をとるための食品も、栄養素が凝縮していて、保存もきき、軽いので、持ち出しには便利です。また干し椎茸、凍み豆腐、ごまなど日本古来の乾物を常備しておけば、買い物に行かれない時など便利です。粉末の出汁の素もできるだけ天然成分のものを用意しておけば、お湯と塩・味噌さえあれば栄養のある汁物になります。

つまり、インスタント・加工品にあまり頼らず、日頃から良質な素材をそろえて調理するようにすれば、災害時にそれらの食品がそのまま非常食として役立ち、包装紙等余分なゴミもでないのです。

② 食のバリエーションを広げておく

食文化を大切にすることはとても良いことです。しかし、災害時は食へのこだわりをある程度我慢しなければなりません。しかしそれも長期にわたればストレスとなります。
そのストレスを少しでも軽減するには日頃から様々な食品に親しみ、食生活のバリエーションを広げておくことが大切です。

たとえば、日本人の主食であるお米。お米を食べなければ気がすまない、という人は、特にご年配の方を中心に多いように思われます。もちろんそれは悪いことではないのですが、お米の調理には大量の水と熱源が必要です。水が貴重となる災害時は、お米が食べられなくなることも考えられ、それが大きなストレスとなることもあります。
日本は世界の食が集まる場所です。日頃からパン、パスタ、小麦粉等を使った料理に親しみ、自分なりのおいしく食べる方法をみつけていれば、食べ物によるストレスが軽減されます。

一般的に、水が豊富な日本で育まれた和食は水を大量に使う調理が多く、水が貴重な欧米の調理はあまり多くの水を必要としません。和洋の料理にはそれぞれの良さがありますので、日頃から様々な料理に親しむよう心がければ、今まで食わず嫌いで敬遠していた料理も、案外気に入るかもしれません。もしそんな出会いがあれば、人生の楽しみが広がることにもなります。

③ 災害時の非常食

災害時によくカップ麺を買い込む人をみかけます。温かい汁物が手軽に食べられるという点では良い食品だと思いますが、体を動かさない状態で、塩分の濃い加工食品を採り続けると、おもわぬ病気を誘発することにもなりかねません。
非常食は栄養のバランスが最優先ですし、とりあえず火を使わなくても食べられるものが良いと思われます。

レーズン、干し杏などのドライフルーツ、野菜チップ等はビタミン・繊維質が豊富です。ただし、プルーン等体質によっては下痢をしやすいものもありますので、注意が必要です。野菜ジュースは飲料にもなります。クラッカー、せんべい類も手軽に食べられ、特にシリアルは軽くて栄養のバランスが良いでしょう。チョコレート(夏は不向き)・ナッツ類はタンパク質・脂質の補給になります。ミルク系の飴も、脳への栄養補給に有効です。いずれも軽くて日持ちがするので、非常食には最適です。

ともかくきちんとした食事ができるまで、体を健康に維持しておくことが大切です。

④ まとめ
災害時は生きるための食を最優先に、水、良質の塩・砂糖、栄養と保存を考えた食品を常備し、日頃からいろいろな料理や食べ物への適応を養っておくことが大切です。

http://www.no-side.com

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安曇野の宿から・田舎暮らし25年目の本音5

2013-03-02 12:07:44 | ロングステイ

さて、前回は土地探しの難しさについて述べましたが、今回は仮住まいの試みをお薦めします。どちらかというと時間に余裕のある方向けですが、最近地方自治体で、古民家の空き屋賃貸を斡旋してくれることもあります。
とりあえず賃貸で長期間暮らしてみると、その地域への相性がみえてきますし、土地探しも腰を据えてできます。
もし、
借りた古民家が気に入れば、買い取って自分なりにリフォームして暮らせるケースもあるでしょう。
最近、格安で売っている古民家もみかけますが、古民家も千差万別。必ず現地でよく確認することです。特に水回りのリフォームは必須であることが多く、古さや不便を楽しみながら暮らせる人でないと、後悔することも・・
しかし、古民家には立派な梁や土壁など、現代では手に入れることができない素材を使っているものもあり、それが心安らぐ空間にもなるのです。

http://www.no-side.com

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