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NJWindow(J)



私はハルピン恒星学院で日本語を教えているが、担当している日本事情のクラスで日本の外交:中日関係を扱った時、学生から40の質問や意見が出た。そのうち12名が「過ぎ去ったことは変えることができない。既に過去のこと、歴史となっている。目を未来に転じて歩んで行きたい」という主旨で書いていて、若い世代の視点を感じとることができた。

中には、「中国人は海のような寛大な心を持っている。歴史上生じたことはいつか許せる時が来る」「50年の対立は2千年の平和な関係に比べると短い」「戦争の歴史を思い出さなくてもすむ時が来ることを希望する」と書いた学生もいた。

私は翌週学生からあげられた「尖閣諸島(中国では釣魚島)問題についてどう思うか」という質問や教科書問題、靖国神社のことなどについて答える形で授業を行なった。授業を聞いて理解が深まったという学生が何人かいたが、実際はまだまだ両国民の間の認識の差が大きいことを痛感した。例えば新しい歴史教科書を作る会が出版した教科書の採択率が1%(2010)であることを説明しても、学生たちは依然として日本の歴史教科書全体に問題があると思っている。

尖閣諸島の問題では、所詮平行線をたどることは想定していたが、楊恒均が世界の人心を得ることが重要で、そのためには実力行使よりソフトパワーを用いるほうが賢明と述べているのを紹介したところ、その考えに賛同する学生が幾人かいた。



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川の流れのように ()
2010-12-13 10:07:34
20数年前に、韓国から職業訓練で日本に来ていた若者と(当時は私も若者?)と食事をする事になりました。
仲介した人が事前に「政治の話はしないように・・」と釘をさしたのを覚えています。

今の韓国では考えられないですね。

中国も、当時に比べれば、自由に意見が言える国になっていると思います。
当時なら、NJさんのアンケートそのものが、NGでしょうからね。

川が高いところから低いところに流れるように、人間の心の流れも、時代に沿って流れるんでしょう。

いくら組織がその流れを止めようとしても、無駄だと思いますね。

モルモン教会も、無駄な抵抗は止めた方が良いんですけどね・・・。
 
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