ギリシャ語本文は、πίστις Χριστοῦ ([pistis Christou] faith of Christ) 「キリストの『信』」となっているが、ギリシャ語のこの属格に目的格的用法 (objective genitive) というのがあって、「キリストに対する信(仰)」という意味にも読み取れる。 . . . 本文を読む
最近、私にとって大きな発見があった。新約聖書の専門家にとっては承知のことかもしれないが、私は佐藤研(みがく)「旅のパウロ」を読んでいて、清新な驚きを覚えた。それは、「人の義とされるのは・・キリスト・イエスを信じる信仰による」(ガラテア2:16)とあるのは、むしろ「キリスト・イエスの信(忠実、誠実)」のおかげで義とされる、と読むべきだという指摘であった。(edited 2015/10/28) . . . 本文を読む
山口県周南市に生れた浅田栄次生誕150周年を迎えて、周南市で10月17日記念祭(講演会)が開かれた。私はそこに1980年から20年住んで、その間に浅田栄次について、友人の河口昭氏から聞いていたので、この催しに参加した。
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これまで岡山ステークは岡山の教会歴史を第一部(1958-1985年)、第二部(1986-1992年)と発行していたが、2013年12月に第三部を出版していた。ここに概要と特徴を紹介したい。 . . . 本文を読む
1978年、偽典の分野で第一人者と目される専門家が、救世主像について偽典とモルモン書を比較する講演をBYUで行ない、BYUの宗教学センターに記事を寄せている。容易にはあり得ないことである。その専門性から日本語への翻訳は大変難しく、改善の余地を残していると思う。それを補うために、あるいは判りやすくするために、ノートに書き直すような形で要点を記しておきたい。 . . . 本文を読む
1978年、偽典の分野で第一人者と目される専門家が、救世主像について偽典とモルモン書を比較する講演をBYUで行ない、同大学の宗教学センターに記事を寄せている。容易にはあり得ないことである。その専門性から日本語への翻訳は大変難しく、改善の余地を残していると思う。それを補うために、あるいは判りやすくするために、ノートに書き直すような形で要点を記しておきたい。
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