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中国の拡張政策に対して、「最悪は 傍観者。では 如何すべき?」

2021-04-22 18:09:05 | 中国、中国のキリスト教
中国の拡張政策に対して   〇 「最悪は 傍観者。では 如何すべき?」 傍観者であってはならない、では? 私の考え 1 まず関心を持ち 2 状況把握に努め 3 来たバスに乗る (訪れた行動の機会をとらえる)    日本を訪れる中国の民主家たちは、まず望むのは関心をもってもらうこと、と言う。 変動してやまない中国の状況をよく認識し、理解することでどのように行動 . . . 本文を読む

6/4日「59, 89を記念・祈念するミニミニ」集会に参加して

2019-06-05 18:56:54 | 中国、中国のキリスト教
 [天安門事件の死者は1万人、英外交機密文書]    大阪で劉燕子(リウ・イェンズ)が主宰する、1989年天安門事件と1959年チベット人亡命の発端を記念する会に出席した。ミニミニというのは、組織などを背景としない、草の根的・人的つながりから行われている集まりで、小さな細胞のような規模だからである。(小さなイタリアレストランが会場)。約30人が出席した。  この日、東京から . . . 本文を読む

2014年後、中国のキリスト教近況

2018-11-19 00:20:05 | 中国、中国のキリスト教
2014年4月、浙江省温州市のキリスト教会が違法建築を行なったという嫌疑で、礼拝堂が重機で取り壊された。その後どうなったか気がかりであったが、事態は深刻化していることがわかった。 [河南省で、2018]  まず劉燕子氏によれば、浙江省で2014年から3年間に1500以上の教会が十字架を撤去され、会堂を破壊された、という(2017.05.06 )。また聖職者や信徒の指導者が身柄を拘束された。その . . . 本文を読む

私が注目する劉暁波(りゅうぎょうは)の特徴

2018-05-08 17:27:41 | 中国、中国のキリスト教
西洋文化を超越しようとした劉暁波*  自分自身の「狭隘な民族主義(中国のナショナリズム)の立場と西洋文化に盲目的に媚びる浅薄な知識」を痛切に認識し、「真の『西洋化』は中国文化に対してだけではなく、西洋文化自体への批判的な省察である」と語った。   また西洋文明の限界について、「西洋文明は現段階において中国を改造するために役立つだけであり、未来において人類を救済することまではできな . . . 本文を読む

中国家庭教会の牧師、王華生師を囲んで

2016-06-04 23:49:22 | 中国、中国のキリスト教
今日6月4日、劉燕子さんが主宰する日中理解促進のサークルに、成都の牧師王華生師が招かれて話をした。冒頭、北京のもう一人の家庭教会の牧師王怡(イ)師が今朝当局に拘束されたことが知らされた。天安門事件が起きたこの6月4日、あの事件で命を失った若者たちを弔う行事など共産党政権にとって不穏な動きが生じないよう、連行したのであった。会の中で石平さんの音頭で事件に思いを致し、参会者約30名が黙祷を捧げた。 . . . 本文を読む

増大する家庭教会の存在感と期待される役割(劉燕子論文)

2015-05-01 16:36:59 | 中国、中国のキリスト教
中国のキリスト教会(政府公認の三自教会と非公認の家庭教会)に対する私の見方が変わりつつあったが、劉燕子女史の論文を読んで更に大きく変わった。・・関西学院大学の講師となった劉女史は、この家庭教会が中国における「公民」社会発展を担う存在となりつつあるとその役割に注目している。論文名は「現代中国におけるクライシスの深まりとディスクール(言説)の動向 -- 聖書『ダニエル書』と『家庭教会』をめぐり -- 」である(関西学院大学言語研究センター年報18号、2015年3月)。 . . . 本文を読む

中国のキリスト教、近著の1章(村上志保)を読んで

2014-10-16 22:54:35 | 中国、中国のキリスト教
2013年に出版された「現代中国の宗教」の5章「キリスト教と現代中国: 上海におけるプロテスタント教会にみる信仰と政治」(立命館講師村上志保)を見つけて目を通した。著者が中国に滞在し、直接調査・取材を行なった貴重な新しい資料である。そこに二つの注目すべきことが記されていた。 . . . 本文を読む

沼野治郎「現代中国語訳の聖書: モリソン訳から改訂和合本聖書に至る翻訳史」発刊

2014-07-03 22:45:25 | 中国、中国のキリスト教
7月10日付けで標記の著書が大阪のせせらぎ出版から出版されることとなった。2月7日このブログで予告した本で、下記目次のような内容である。キリスト教や聖書関連の辞典で中国の事情はそれほど詳しく掲載されていない。せいぜい1ページ前後である。また、研究者や専門家の論文は特定の項目を掘り下げて、貴重な貢献がなされているが、時に全体像が捉え難いことがある。それで、全体の流れが把握できるように、鳥瞰図を描こうと努めたのがこの書である。 . . . 本文を読む