命題(仮説)
Aという母体があり、そこから批判的な分子Bが出現したとする。そこへ(Aに対して)さらに激しい批判あるいは敵対する存在Cが現れた場合、Bはどのような反応をするだろうか。
1)BがCに同調して、Cに一体化していく場合
2)相対的にAとの親近性が作用してAの弁護ないし盾のような存在となる場合があるのではないだろうか。
具体的な例:
lds教会 ダイアログ、サンストーン . . . 本文を読む
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ブッシュが政権についてから詠める歌
ガリバーは
耳をそばだて 注視し
牽制すべき 厄介なもの
(民主主義は国際世論にも配慮すべき性質の
ものと考えます。現代のドンキホーテ。) . . . 本文を読む
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鎌倉末期、伊予の生まれで奈良・東大寺の僧として学名の高かった凝念(ぎょうねん)は、念仏の歴史を書いたが、一遍を省いた。親鸞も省いた。両人とも正規の僧でなく聖(ひじり)であるという理由である。法然は官僧の出身であるために、この名は挙げた。凝念という存在は、日本における正統主義者がいかに滑稽なことをするかという最初の見本を提示した人として記憶されていい。(司馬遼太郎、「街道を行く」) . . . 本文を読む
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ロバート・ベラー
「戦っているうちに、敵に似てしまったという意味で、われわれも敗北したのではないか」
「悪と戦っているというブッシュ大統領の言葉は、奇妙なことにビンラディンと似ている。お互い鏡をのぞきこんでいるようなものだ。テロとの戦いでも、われわれは敵に似てきているようだ。」
米宗教社会学者 (9・11の米国史上における位置付けに関連し . . . 本文を読む
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「高山真知子教授(江戸川大学)とシップス教授から、アメリカにおけるモルモン教研究の盛況ぶりのレポートと、雑誌『宗教とアメリカ文化』の紹介があった。とかくユタへの移住、ソルトレイク・シティ建設、そして一夫多妻制が強調されるモルモン教を、最初から異端と切り捨てず、その初期の教義と社会一般の認識変化との応酬の中に置くという論法は、基礎的でありながら新鮮で、宗教思想研究の醍醐味を味わえるものであった。」橋 . . . 本文を読む
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言語学の分野が専門の私が英文学の分野に手を染めた話:
市民講座で3回にわたって、英文学に触れながら英会話との触れ込みで受講者と共に作品の一部を読んで楽しんでいます。(2月5,12,19日)
第一回 ラフカディオ・ハーン、オー・ヘンリー
第二回 カポーティ「ティファニーで朝食を」、C・ブロンティ「ジェ-ン・エア」、ジョージ・エリオット「サイラス・マーナ-」
第三回 カズオ・イシグロ
そして第 . . . 本文を読む
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1月23日広島で開かれた天木直人氏の講演を聞きました。
数件注目した事柄をメモします。1 氏はアメリカがイラクを攻撃した時、レバノンに大使として駐在していたが、周辺の声は圧倒的に「中東は混乱する」という意見であった。
2 中東地域の大使22人が毎年会議を開くが、戦争非難の声は聞かれなかった。天木大使は日本政府の外交政策に疑問を呈し、イラク戦争に反対の公電を送り、勇退を迫られるに至った。
3 . . . 本文を読む
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