[1948年郷里を追われるパレスチナ人、難民キャンプの模様]
板垣雄三の記事「ナクバの奈落の底」(「世界」2018年7月号)を読んで、改めて現在中東で進行している不条理を直視することになった。ナクバ النكبة とは70万人におよぶパレスチナ人がイスラエル建国を境に住んでいた土地を追われ難民となった、その大惨事のことである。
何度かの戦争や戦後の調停を . . . 本文を読む
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1990年代初めに、東京町田ステーキ部で教会員に、「教会で喜びを感じるのはどのような時、悲しみを感じるのはどのような時か?」と尋ねるアンケートが取られた。寄せられた回答がまとめられて聖徒の道1995年11月号に掲載されていたので、その部分を引用したい。
1 喜びを感じる時
[マタイ18:20 二人または三人が・・。画像はLDS Scripture of the day.]
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この頃、あまり見かけないように思われるが、以前一部のキリスト教会の「A,B,C教会とは一切関係がありません」という断り書きのあるチラシや週報などを見かけたことがあった。
この中に末日聖徒イエス・キリスト教会が通称モルモン教会として含まれていて、末日聖徒としてはよい印象を受けなかった。この表現が用いられることについて二三述べたい。
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[ホセア]
ホセア書を読むたびに、後続のイスラエルに対する叱責と預言は理解できるものの、冒頭のホセアの家庭の記述は受け入れ難かった。事実、多くの解説書で不条理な命令と当惑を隠せないでいるのも無理からぬことである。
預言者の象徴行為 (Symbolic Act) という言葉は、関根正雄の「十二小預言者」(そのホセア書)に解説が見られる。3章で見ると神の命令 . . . 本文を読む
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「教義と聖約」の各章の前書きに出てくる「教会歴史」は、誰の手によって書かれたのだろうか。この「教会歴史」は7巻からなり、ジョセフ・スミスが書いた記録をB. H. ロバーツが編集したとされ、日本語に翻訳されていないので、翻訳を希望する声が時々聞こえてくる。(「教会歴史」の英文名: “History of the Church of Jesus Christ o . . . 本文を読む
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