7月中旬に末日聖徒イエス・キリスト教会関連の翻訳資料を置くホームページを開設しました。 . . . 本文を読む
兵庫県西宮ワードの草創期の会員、田口広道兄弟が6月11日米国ユタ州プレザントグローブで亡くなった。享年78歳。米国に移住して、Mitch Hiromichi Taguchi を名乗り長年オレゴン州サレムに住んだ。晩年は娘さんのいるプレザントグローブに移っていた。
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小生の著「モルモン教をどう見るか -- 第三の視点をさぐる」は、残念ながら教会内で敬遠されてきた。教会員の間で滅多に言及されることがない。私はそれを覚悟の上で執筆、出版した。しかし、この直前の掲載で書いたように、教会は多くの重要な教会歴史・福音/教義の点で思い切った情報公開に踏み切った。これまで表向き会員と外部に向けて語ってきたのとは異なる内容が多く含まれている。私の本の内容と大差ない項目が少なくない。ここにその共通部分をまとめてみた。 . . . 本文を読む
2013年11月以降、2014年10月まで約1年間教会がLDS.orgに公表してきた、「福音に関する評論」(Gospel Topics Essay)は11篇に及び、現在一段落している。その評論をリストアップし、主なものをここで改めて簡単に振り返っておきたい。
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犠牲の死を前にイエス・キリストがゲツセマネの園で味わった苦悩と、実際にゴルゴタの丘で十字架にかかって亡くなった時とどちらが苦しかったか、その意義はどちらが大きかったのかについて、末日聖徒はゲツセマネにおける苦悩の方が大きく、むしろそこで実質上人類に対する贖罪の業は終わっていたとさえ言われてきた。(教義と聖約19:15-19)。 . . . 本文を読む
ヨハネ17:3の「知る」は原語ギリシャ語では、ギノースコーγινώσκωが使われており、その意味は「観察、経験により知ること」(神田盾夫「新約聖書ギリシア語入門」)とある。そして、ある解説付ギリシャ語辞典には、γινώσκωには知り始める発端と知識の前進、深化の過程が含意されることが多い、とある。「知るようになる」と訳せる。 . . . 本文を読む
モルモン書に交差対句法(キアスムス)がいくつも見出されるとジョン・W・ウェルチが1969年に発表して以来、交差対句法の存在はモルモン書が古代に起源を持つことを証明するものとして注目されてきた。しかし、1980年代から90年代を経て21世紀に入ると、研究者たちが再検討・精査し、慎重な視点や批判が提示されるようになった。 . . . 本文を読む
昨日7月3日、末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会会長ボイド・K・パッカー長老は老衰のためソルトレークシティで亡くなった。1970年に十二使徒に召され、1994年以降同定員会会長の職にあった。モルモン教会の保守主義を擁護する筋金入りの、最高指導者として知られた。大管長職を継ぐ最も近い地位にあった。 . . . 本文を読む