NFしがらきでの検査で屈腱炎の疑いと言う診断が出て、北海道へ移動して再度
検査をしたトゥザワールドでしたが、やはり症状は思わしくなく、重度の
屈腱炎という診断結果が出ました

しかし、5/26日の最初の更新からここまで約1ヶ月、ほぼ何の情報も出ず
ひたすら待ち続けた気がします。その間調教師のコメントも一度もないですしね

オーストラリアから帰国後の近況コメントを再度全部アップしてみます。
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トゥザワールド
4/30 NFしがらき
29日にNFしがらきへ移動しました。「昨晩、競馬学校からこちらへ移動
してきました。今日からしっかりと馬体のチェックを行っていきますが、今の
ところは特に問題なさそうですよ」(NFしがらき担当者)
5/5 NFしがらき
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「こちらへ到着後、軽く動かし
ながら馬体のチェックを行っていましたが、特に問題はありませんでしたので、この
中間から周回コースに入れて調教を行っています。並行して角馬場でのフラットワーク
も行っていますが、動きに気になるところもありませんし、まずは順調と言っていい
でしょう。とはいえ、まだ帰国してからそんなに日にちも経っていませんし、まずは
しっかりと心身のリフレッシュを図っていきたいと思います」(NFしがらき担当者)
5/12 NFしがらき
軽めの調整を行っています。「軽く動かしだしてから、遠征の負担が表面化してきた
感じで、馬体も含めて全体的に疲れが見えてきました。状態次第では宝塚記念も、という
話もありましたが、夏場に強い血統ではありませんし、着地検疫が明け次第北海道に
戻した方がいいだろうという話をしているところです」(NFしがらき担当者)
5/19 NFしがらき
軽めの調整を行っています。「先週お伝えしたとおり、この後は無理をせず北海道まで
戻す予定なので、この中間も運動程度に留めています。まだ疲れは抜けきっていない
状況ですし、こちらでは無理をさせず軽めの調整を行い、心身のリフレッシュを
図っていく予定です」(NFしがらき担当者)
5/26 NFしがらき
軽めの調整を行っています。「今週中に北海道へ移動させる予定ですし、やや疲れの
目立つ脚元など含めて再度チェックを行いました。
歩様などには表れていませんでしたが、
改めて確認するとどうも右前脚の繋ぎ部分がモヤモヤしています。一時的なものかも
しれないと思いましたが、念のためこちらで検査を行ったところ、残念ながら腱に損傷
があることが分かりました。慎重に、継続して軽めの運動で様子を見ていたのですが、
海外での連戦の疲れが脚元に出てしまったのかもしれません。この後は北海道に移動
して今後の治療プランなど検討していくことになります」(NFしがらき担当者)
5/29 NF天栄
29日にNF天栄へ移動しました。
6/2 NF早来
1日にNF早来へ移動しました。
6/4 NF早来
軽めの調整を行っています。「今週の頭にこちらへ帰ってきていますから、まずは軽め
に動かしながら状態をチェックしています。脚元に関しては残念ながら不安を発症して
しまったとのことですし、こちらでも獣医師に診てもらいながら今後の治療方針を
固めていくことになるでしょう」(早来担当者)
6/10 NF早来
舎飼にて休養しています。「この中間は舎飼で様子を見ていますが、脚元以外に関して
は特段気になるところもありませんね。今後の検査については獣医師の判断でタイミング
を見て取り入れることになりますが、どちらにせよしばらくは時間をかけていくしか
ありませんし、箇所が箇所ですから慎重に対応していきたいですね」(早来担当者)
6/18 NF早来
舎飼にて休養しています。「しがらきでの検査で腱の損傷が認められましたので、こちら
でも慎重に脚元の確認を行っていました。
この中間に社台ホースクリニックで改めて
行った検査でも、やはり右前脚の浅屈腱炎を発症しているとの診断でした。程度としては
重度のものなので時間をかけざるを得ませんし、それこそ今後の患部の状況次第では
いろいろ相談をしていかなければならないでしょうが、G1勝ちまでもうすぐのところ
まで来ていた馬ですから何とか可能性を模索していきたいと思います」(早来担当者)
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過去屈腱炎になった出資馬は何頭もいましたが、これだけ長く情報が出なかったこと
はかなり異例で、恐らくは重度の屈腱炎の診断を受けて、引退か現役続行かクラブ側で
かなり熟考された事と思います。
その間暗いモヤモヤした気持ちの中、クラブの思惑とか会員の利益・不利益とか
一切関係なくトゥザワールドにとっての一番の選択をしてもらえたらなあ・・・
と願っていましたが。。。
種牡馬の道も模索出来るなら即引退でも私は構わなかったです。
THE BMW で2着だった時、物凄く残念だった思いがあるのですが、あの時仮に
優勝で海外のマイナーレースでも一つでもG1勝てていたら、例えその後怪我を
したとしても馬の運命も変わって来ていたかもしれません。
こう言う事を考えるので最近は大レースで善戦しても、大きなリスクを伴う時は
あまり手放しで喜べなくなって来ちゃいました

勝つと勝たないとの差は雲泥の差ですからね。
まあ、正直な所即引退よりまだ出資馬として復帰を待ち続けられる方が本来の
私の性格的には合っている気もします。
待てと言われればしかばねになるまで死ぬまで待ち続けます(笑)
でも・・・・絶対! 安易に復帰出来るとは考えないようにしたいと思います。
頑張るのは馬ですし、我々は見守るしかできませんしね。。。。
復帰は無理って思われたり、大きなリスクが伴うなら今後の道さえあるなら
スパッと諦めるのも選択肢だと思っています。

有馬記念2着時のトゥザワールド
G1 での1着と2着のその後の結果(運命)の差を痛感している今日この頃。。。
大好きな宝塚記念もファン投票10位。
願わくば海外に行かず宝塚記念・有馬記念で見たかったなあ。。。