体調も心配で勝ち負けまではどうかなーって思っていた今週の出走馬たち
でしたが、人気を大きく裏切る結果に、流石にがっくりしました
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ラパージュ
1 4 フェスティヴタロー 牡3 56.0 田中勝春 1:38.1 37.3 480 -8 天間昭一 2
2 8 ピタゴラスコンマ 牡3 56.0 横山典弘 1:38.1 ハナ 36.6 500 0 萩原清 1
3 6 ラパージュ 牝3 54.0 三浦皇成 1:38.3 1 1/4 36.5 468 0 田村康仁 6
2月25日(土)中山6R・3歳500万下・芝1600mに三浦騎手54kgで出走。
3着でした。
・三浦騎手 「今まで乗った感覚から道中はハミを掛けずに自分のリズムを守らせ、
勝負処が来たら一気に仕掛けるイメージで臨もうと思っていました。悪い馬場に
対して幾らか走り辛そうな面が窺えたのは確か。しかし、小さな馬体でラストまで
頑張っていたでしょう。また、現状としては今日のようなコンディションの方が
向いた可能性も考えられますね。惜しい競馬。外目を回った分のロスは生じた
とは言え、上手く行ったかな・・・と感じたのですけどね」
・田村調教師 「これは嵌まったぞ・・・と直線を向いた時には思いました。ただ
、最後は前2頭と同じ脚色に。でも、コース状態を踏まえても良く乗ってくれたと
言えるでしょう。この内容を見てしまうと再度レースを使いたい心情に。なかなか
諦め切れませんよね。ただ、放牧から戻って今回で6戦目。今後に関しては
数日間の様子に応じて判断を下す方針です」
ロードオブザリング
7 13 ロードオブザリング 牡5 57.0 池添謙一 2:31.0 クビ 36.2 506 -8 笹田和秀 2
2月25日(土)阪神10R・御堂筋S・混合・芝2400mに池添騎手57kgで出走。
7着でした。
・池添騎手 「良馬場の発表ながら、水分を含んで力の要るコース状態に。脚を
取られてしまい、思うように進んで行きませんでした。また、中1週が続いての
連戦。ちょっと疲れが来ているのか、好調時と比べるとコンディションも一息
だったかも・・・」
・笹田調教師 「幾らか大事に乗り過ぎた感じ。もう少し3コーナー付近から
積極的に行けば良かったでしょう。直線では狭くなる場面も。残念な結果でした。
ひとまず今後に関しては厩舎へ戻ってから。レース後のダメージ等を確認した
上で考えようと思います」
ダローネガ
9 9 ダローネガ 牡3 56.0 岩田康誠 1:37.2 3/4 35.4 494 +4 佐々木晶三 1
25日の阪神競馬では五分のスタートから中団の外めにつける。道中やや行きた
がる素振りを見せつつも、なんとかなだめて追走したが、直線追い出してからは
伸びを欠いて9着。「ゲートもよく我慢してくれてスタートもまずまずでした。
道中は少し行きたがったのですが、それにしても、4コーナーで手応えがあやしく
なってしまいましたから…。ちょっと敗因が掴みづらいですが、追ってからズルッ、
ズルッという感じで踏ん張りがききませんでしたし、こういう馬場も良くないの
かもしれません」(岩田騎手)
「荒れた馬場だった直前の追い切りでも13秒台のラップを続けて刻めていたし、
これなら大丈夫だと判断したのですが…。坂路でも、良馬場と重馬場では走りが
違うタイプなので、今日のような重めの芝も合わなかったのだろうと思います。
ただ、それにしてもただイラついてカーッと行ってしまっただけ、というような
レース内容。このメンバーでこんな負け方をする馬じゃないし、結果論になる
けれど、もしかしたら帰厩前に熱発した影響があったのかもしれません。
見た目や動きなどには問題なかったけれど、もしこれが原因なら使って良くなる
はずだし、レース後の状態を見て良さそうなら毎日杯で巻き返したいと思います」
(佐々木師)
課題のスタートはうまく出たものの、行きたがる素振りを見せつつの追走で、
追ってからの伸びがありませんでした。陣営の言うとおり、雨で悪くなった
馬場も良くなかったのでしょうし、熱発後の休み明けということも影響が
あったのかもしれません。これが本来の力とは思えませんし、今後の巻き返し
に期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから
決定しますが、問題ないようなら3月24日の阪神競馬(毎日杯・芝1800m)
を視野に入れて調整していきます。
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3頭の中で一番人気がなくって(6番人気)一番レース前の期待度が低かった
ラパージュでしたが、重馬場の芝も1600mの距離もこなしてくれて、一瞬勝ち
もあるかと思った3着・・とよく頑張りました
パドックはこれだけ使われていても体調の良さそうな(というか調子が上がっている
ようにさえ見えました)いい状態にみえましたよ
レースは騎手の前走の反省でじっくり馬のペースで運んでもらえたのが功を奏した
ようで、最後の直線では後方から勝ち馬を捉える勢いで上がっていきました。
ただ大外を回っていたのと、勝ち馬とは通る位置の違いで最後はかなりいっぱい
いっぱいになっての3着でしたが、上がりの時計はメンバー最速ではありました。
いい脚は一瞬しかつかえないようなので、東京より中山は展開も含め向くようです。
この距離でも3着にこれたなら、これからの楽しみも増えますね
調教師はまだ春に未練がある様子。 無理は禁物ですよー
牝馬は楽に勝ち上がって、トライアルの1発勝負で出走ぐらいでないと、到底大舞台
での活躍は無理だと私は思っています。
出走できたら嬉しい
なーんて感覚はこれっぽっちもありませんので
でもそれだけ期待をかけて、手元に置いて使いたいって思ってもらえているのは
有難いですけどね。
ロードオブザリングは騎手は馬の調子落ちを指摘されており、調教師は騎手の
乗り方に注文をつけている形のコメントになっていますが、私は騎手の意見に
一票入れたいと思います。最後は明らかに手ごたえがなくなっていました。
池添騎手は、ガンガン追う騎手ではありませんが、馬の状態とか馬の気持ちを重視
して乗ってくれるので、たまーに不満に思うこともあっても、私は安心して任せられるし
気に入っている騎手ではあります。 ハリアーの時も調教師に具合の悪さをしっかり
報告してくれて、大怪我にならず助かったーって思いも強いですからね
開幕週の阪神コースも重くてのめる馬場も、この馬には向いていなかったですし、
最後のコーナーでもマナクーラの騎手に進路をふさがれてしまい、相変わらず
レースっぷりが上手くないところもありますね。
しかし2番人気での7着は残念だし、松籟Sで負けた相手にも再び負けている
ことからも、ある程度はこれが実力なのかもしれませんねー
最後は一番残念だったアーリントンCのダローネガです
押し出される感じの1番人気でしたが、レース前から馬の状態を含めうーん
人気しすぎちゃうん?って感じで、ダイワメジャーを狙うならキレはないけど
開幕週ならオリービンが堅実やろーって感じで見てました。
パドックはちゃかついているところは映っていませんでしたが、途中から一番
最後の周回に回されていましたね。
この馬は他の馬が嫌いなのかなー
返し馬では映った瞬間に馬場に躓いているシーンだったし、レースまえから
ハラハラしておりました
ゲートは岩田騎手、前走馬が出遅れたから押していくんちゃうかなーって思って
そして、押してせかして出すと多分引っかかるやろなーって思っていたら、
その通りになってしまい、苦笑いしてしまいました
しかも開幕週の前残りが予想される馬場で、思いっきり立ち上がって抑えて
ましたし
・・・その後4コーナーで追ったときはすでに手ごたえなし。
馬場にのめったり、追われて内にヨレていたのも気になりますね
今回は馬の状態ももちろんですが、騎手と馬の息があっていなかったのも
敗因の1つ。 まぁ、完璧な状態&馬場でも勝ち負けできたかは微妙ですが
ここまで大敗することもなかったかなぁって思います。
この馬の場合は、せかせるよりも馬の気持ち重視でじっくりかかえて乗る方が
いいのでは? って思います。
切れないからってんで、前へ行かせる癖がついているのも問題なので、
今後は馬群で我慢する練習とかもしないといけないでしょうし、今の状態で
結果を出すのはちょっと無理かなぁって思います。
ゲートも、もともと遅いですし、自分のペースで前へつけられるには
佐藤哲三騎手も言われていたように、ひっかかることを恐れず、距離は
逆に伸ばしたほうが私はいいと思います。
血統云々は置いといて、体型は芝の短距離~マイラーではありません。
ダートもあまりパワーがないので、イマイチでしょう。
まーこの馬はここまでこれただけでも十分よく走ってくれたと、私は
思っているので、結果を急がずじっくり育ててもらえればって思います
結果は出ませんでしたが、どの馬も万全じゃない中頑張ってくれました。
応援してくださった皆様も有難うございました
ロードオブザリング