京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

サービスとか・・商売とか・・・日々勉強です。

2013-06-19 17:28:23 | ひとりごと
今日は、私のひとり言
さらっと聞き流していただければうれしいです。

つい最近も、政治家の方がブログにうっかり書いて問題になっていましたが
ブログもツイッターもフェイスブックも
ついポロリと書いてしまったりして、その怖さを感じています。

そして、このブログは、私個人が書いてるのではなく、一応「京呉服わき」
という店を背負って書いてることを忘れてはいけないと、言葉ひとつも考えるようにはしているつもりです。

でもね、たまに日常で感じる事を吐き出したいなと思うときもあります。
読んでくださる方にとってはどうでもいいことや、聞きたくもない事かもしれないような・・・


そんな今日の出来事です。

今朝、仕事をする前一番に、近くの靴の修理やさんに行ってきました。
何を?といいますと
昨日、いつも電車で3駅ほど乗ってご来店くださる気心の知れたお得意様が、
店にお寄りくださりお話を伺っていると
修理したい靴をここ大山にある修理やさんに出そうといらっしゃったのですが
あいにくお休みだったのだそうです。

そこで、また出直されるのも、お持ち帰りになるのも・・と思ったので
「良かったら、私がかわりに明日修理に出しておきましょうか」と
お預かりして、持って行ったというわけです。
こんな事は、ぜーんぜんお安い御用ですから・・・。


そして、そのお店に持って行って、
修理をお願いするのに、自分のものではないので、料金の事や日数の事もある事だしと
手短に、「お客様からお預かりしたので・・」と話しました。

ここで、私は心の中で何かを「期待」していたのですね・・・きっと


でも、お店の方の対応は、人のものであることは関係なく
料金(前払い)と出来上がりの日をつげ、淡々と預かりました。


これでは関西人のオバサンとしては、ちょっと物足りないわけです(笑)

いえ、オバサンというだけでなく
同じ商人として、ちょっと物足りなさを感じてしまったのです。


もしも、私が店側だったら・・・
と、これが自分でも気がつかないままに「期待」していたことだったようです。


もしも、店にこういうお客様がお越し下さったら・・
まず、代わりに持ってきてくださったことに感謝し、お礼をいうと思います。
そして本人のものでないのだったら、修理方法や料金などそれでいいのか
よく確認していただくようにします。

私は「私も店をしていて、お客様からお預かりしましたので・・・」と
言ったのですが、この言葉には当店の大切なお客様のものです・・
だからちゃんとして欲しい・・という事がこめられているのです(コワッ

そして、
前払いの料金を立て替えてもらう時に「申し訳ないですね・・・」という気持ちをあらわし
「せっかく来て頂いたのに申し訳なかったです、そのお客様に
よろしくお伝えくださいね。」
という一言があればいいのにね・・・と感じたのですが・・・。

たとえ心の中で、休みを確認してくればいいのに・・・と思ってもです。

小うるさいオバサンですね・・・私



考えようによっては、このお店の対応でよいのかもしれません。

時々、私はお客様に気を回しすぎたり、考えすぎだな~と
思うことがあります。
やりすぎというのも、またうっとおしいものだとも思います。

たとえば、デパートなどで買い物をして丁寧すぎる言葉使いや接客、
そして、たいしたものを買ってもいないのに、外までお持ちしますと言われ
深々とお辞儀をして見送っていただくと
何か、逆に気持ちよくなかったりします
私は・・ですが。


こんな風に考えると、本当に接客とか、サービスとか難しいなと感じます。
こうして、毎日のふとしたときに感じる気持ちよかったこと、気分悪かった事
自分自身が感じる事をよ~く気をつけなければね・・と思い、反省する毎日です。

いくつになっても、いつまでたっても勉強です。



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