京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

男の浴衣、かっこいいですね!!本日は男の浴衣特集。

2013-06-21 14:22:31 | わきごのみ
このところ毎日、雨続きでうっとおしいですね・・・。

静かな店内で、なんとなくテンションも下がり気味

ですので、今日はがんばって「男の浴衣特集!!」
ご覧ください。


夏になると、浴衣の彼女に合わせて甚平姿の男性というカップルを見かけます。
でも、甚平はお家でくつろいで着るもの・・・
そう言ってしまうと、そもそも・・・浴衣もそうなのですけれど

私が言いたい事は、彼女がステキにおしゃれして浴衣なのに
男性が甚平じゃね・・・
できれば、がんばって浴衣を着て欲しいなって。

やっぱり日本人、男性の浴衣もステキです




竺仙のろうけつの浴衣。
男性ならではの柄です。






こちらも竺仙。
色が黒白なので、モダンな感じです。
生成りの麻混の兵児帯で、さらっと

この柄でしたら、女性もオーケーです。
シャープなものがお好きな方や、
幅広の反物なので、身長があって普通の反物では裄が出ないとお悩みの方も。






久留米絣の浴衣です。
細い木綿で織られているので、しなやかで強くて、とてもいい風合い。
こちらも男女どちらでも。





そしてこちらは、いわゆるリバーシブル。
色が出てないのですが、源氏香の柄が、ブルーと茶の色違いで両面に染めてます。
お好きなほうを表にしていただければ・・・

歩いて足を出し、パッと上前が翻ったときに、色の違う柄が見えるの・・
いいんじゃないでしょうか



そしてそして
こちらは、ちょっと上等~~(笑)






竺仙で染められたこちらも両面染めの浴衣。
「長板本染中形」というもので
長板を使い、糊付けして防染し本藍で染めています。


これだけでも大変な作業なのですが・・・
この反物はもっと大変。
何が大変って・・・





これも両面
それも同じ柄が、表裏ピタッと同じ
両面同じ柄を、同じ位置に型置きするのは、すごい技術なのです。
手がかかっているものは、やはり味があります。






帯も絞りの凝った兵児帯を合わせてみました。
若い男の子より、年を重ねた味のある男性に着て欲しいな~~
ってこんな事言うと、ハードル高くなってしまいますね


でも、でも、
「主人はいいのよ~~、そんなにいいのじゃなくて・・」ってよく店で聞くセリフなのですが
男性のほうが、こだわりや、どうせ買うのだったらいいものを・・という傾向ですよね。

こんなちょっと上等のこだわりの浴衣を、ご主人様に着せてみませんか?
男っぷりが、グーンとあがること間違いなしです

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